編著…左巻健男『図解 思わずだれかに話したくなる 身近にあふれる「生き物」が3時間でわかる本』
まずウイルスや細菌に触れているのが興味深いです。

ウイルスも細菌も、肉眼では見えないけれどあちこちに居ます。

居ないところを見つける方が難しいほど。

「昨今は、何でも殺菌したほうがいいかのような「抗菌ブーム」がおきていますが、そもそも人のからだにすみつく常在菌がいなかったら健康な生活は困難になってしまいます。細菌も自然界や人体の微妙なバランスのうえに存在しています。そのバランスを崩してしまうことにならないようにしたいものです」
(P17から抜粋)

という文に共感。

赤痢菌や結核菌といった危険な菌ならともかく、細菌を必要以上に怖がると、良い菌まで殺してしまって、かえって人体に悪影響をもたらす場合があります。

何事もバランスが大切。

この本には他にも、

「なぜハエをたたくのは難しいの?」

「ミミズが夏の炎天下で干からびているのはなぜ?」

「スズメはなぜ毎朝チュンチュン鳴いているの?」

「ウサギはなぜ自分のうんちを食べるの?」

「ヘビはなぜ大きな獲物を丸呑みできるの?」

「シカの角は骨じゃなくて皮膚?」

「なぜクラゲはお盆の頃に大量発生するの?」

といった素朴な疑問とその答えとなる説が書かれていて、興味深いです。

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