文…プランテルグループ 絵…ジュアン・ネグレスコロール 訳…宇野和美『社会格差はどこから?』
「金持ちの子は、うまれたときから金持ちで、びんぼうな人の子は、うまれたときからびんぼうだ」

という残酷な真実。

上流階級・中産階級・労働者階級の違い。

上流階級はますます豊かになって自分の分け前を減らすまいとし、中産階級は貧しくなり、労働者階級は仕事を見つけられなくなっている。

これは、こうした格差の広がりについて子どもに教える絵本です。

単に現状を教えるだけではなく、

「いまの日本に社会格差はあると思う?」

「なぜ社会格差があるのだろう?」

「いちばん幸せなのはどの階級だと思う?」

「社会格差がなかったら、みんな公平にくらすことができるだろうか?」

「社会格差は、どうしたらちぢまるだろう?」

と自分で考えたり、友達や家族と考えるきっかけをくれる絵本でもあります。

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