著…川島眞『化粧品を正しく使えばあなたはもっとキレイになる。』
特に、P66〜68掲載の「スキンケア」と「治療」の境界線についての話が勉強になります。

自分の自然治癒能力を過信して「スキンケアで治る」と思い、治療をせずに悪化させてしまい、耐えきれなくなってようやく病院に来る患者さんが沢山いるそうです。

「皮膚には、外部の刺激から体の内側を守る役割があると同時に、体の内側の異常を目で見える形にして伝えるという役割もあるわけです。(中略)いつものスキンケアを続けていても皮膚の症状がよくならない場合は、何らかの原因があるのです」
(P42から抜粋)

と著者が話している通り、どこまでが「スキンケア」による自己対応が可能で、どこからが専門医による「治療」の範囲なのか、一人ひとりが理解しておくことが大切ですね。

取り返しがつかないほど肌がボロボロになってから皮膚科に駆け込んでも遅いでしょうから…。

また、P118〜120掲載の「無添加神話」についての話も分かりやすいです。

パラベンは防腐剤の一つなので、もし化粧品に「パラベンフリー」と書かれていても他の防腐剤を入れている場合があることや、防腐剤のない化粧品に指を突っ込んで指の菌を付着させたり冷蔵庫に入れ忘れたりすると菌やカビが生えるリスクもあることが書かれています。

化粧品を安全に使って、トラブルの無い肌を手に入れたいですね。

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