<作品紹介>
 『ヴィーナス&アポロ』はフランスのドラマ。
 エステで働く女性従業員たちや、来店するお客さんたちを中心とする人間模様を描いたラブコメです。
 たまにお客さんが胸を大胆に露出しているので、家族とそれらのシーンを見ると少し気まずいです。けれど気まずいシーンはそのくらいなので御安心を。
 優美なフランス語のイントネーション、音楽、ピンクとブルーなどの色彩を楽しめるドラマです。
 「このサロンにはどんな甘い香りで満ちているのだろう」と想像し、ヴィーナス&アポロへ行きたくなります。
 わたしはスージーを指名したいです♪
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 <こんな人におすすめ>
 ●おしゃれ好きな人を見るのが好き
 ●何度も気楽に見られるドラマが好き
 ●フランス語を聴いているのが好き

 <こんな人にはおすすめしません>
 ●テーマがはっきりしないものは嫌
 ●手に汗握る展開がないと嫌
 ●登場人物が多いと把握し切れないから嫌
  (毎回エステにやって来るお客さんが違うので、登場人物が多いと言えます)
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 このDVDには1話~4話が収録されています。
 各話のあらすじを簡潔に御紹介いたします。


 <1話>
 主要な登場人物が出揃う。
 イングリッドは店長。彼女は特に男性客に美しくなって欲しいと思っている。過去に辛い恋愛を経験している。
 スージーはエステティシャン。清楚な外見とは裏腹に既婚男性ばかり選んで火遊びする女性。毎回違う相手と楽しんでいる。相手に「結婚したい」と言われると急速に熱が冷めてしまう。
 ジャヌヴィエーヴもエステティシャン。濃い化粧、前衛的な髪型、整形歴とは裏腹に意外と古風。ウェディングドレスへの憧れが強い。
 ビジューもエステティシャンだけれどまだ新人。いつも右の髪の生え際に可愛らしいヘアクリップをつけている。男性のことをよく知らない無垢なタイプ。赤毛のアンの如く独自の世界を持っていて、夢の内容を延々と語ったりする。


 <2話>
 ショーツ以外を全て脱いで人前へ出てしまう女性客や、フェイシャルマッサージを受けている間「ああああ! ビジューの手が脳を刺激する!」と叫ぶ男性客など、今後も登場する個性的なお客さんたちが登場。


 <3話>
 スージーが以前火遊びした相手(この男性も既婚者)のスージー以外の浮気相手が、お客として『ヴィーナス&アポロ』へやって来る。彼女もスージー同様、既婚者とばかり関係を持つタイプ。彼女はスージーを指名して、施術の間ずっとスージーを値踏み。しかしスージーの容姿や、スージーの方が彼により激しく求められ贈り物もされたということを知り、スージーへの嫉妬を露わにするようになる。


 <4話>
 ジャヌヴィエーヴの母が来店する。母はジャヌヴィエーヴが整形したことを快く思っておらず、ジャヌヴィエーヴのことを余り直視しようとしない。ジャヌヴィエーヴは母のことが大好きで、エステティシャンとして磨いた腕で母を綺麗にしようと楽しみにしていたのに、母は「スージーに施術を受けたい」と望み、スージーに「ジャヌヴィエーヴは整形のし過ぎ。我が娘ながら恥ずかしいわ」と話す。ジャヌヴィエーヴは涙を流しながら母に「わたしをちゃんと見て!」と訴える。
 今夜はBShiでコッポラ製作総指揮の『秘密の花園』が放送されています。

 わたしはこの映画も素晴らしいと思うのですが、どうしても、TVドラマ版の『秘密の花園』を見たくて堪りません。

 わたしが見たい花園は、この映画のように明るい花園ではありません。
 花が咲いていても、淋しい花園。
 結末も、どこか暗い香りがします。

 見たい。
 TVドラマ版の『秘密の花園』を。

 思い切って英アマゾンでDVDを買ってしまおうか・・・。
 英アマゾンでの買い物の仕方がわからないし、わたしはPAL方式のDVDを再生できるものを持っていないので買ったとしても見ることができないのですが、再生できるものを買いさえすれば何とかなります。
 http://www.amazon.co.uk/Secret-Garden-Sarah-Hollis-Andrews/dp/B0001Y9YGG

 それとも日本のアマゾンでVHSを買うか・・・。
 VHSを再生できるものを部屋に持っていないけれど、帰省時に実家では見ることが出来る・・・と思います。
 んー。
 VHSの方は形式が「Color, Import」と書いてあります。
 これって日本のVHS再生機でも再生できるのでしょうか・・・?
 http://www.amazon.co.jp/Secret-Garden-Sarah-Hollis-Andrews/dp/6301801385

 迷うところです。
 でも良かった。迷えて。
 迷うべきものがあって。
 無ければ決して見ることが出来ないのですから。


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 <11月3日追記>
 TVドラマ版の一部を発見しました。
 http://jp.youtube.com/watch?v=XConNpGZIbI&feature=related
 auのニュースに『日本最後に電気が来た「タイマグラ」 20年で人口7倍』というのが出ていて、わたしはある事を思い出しました。
 わたし自身はタイマグラに行ったことはありません。
 タイマグラで暮らしていた(今はもう亡くなったそうで・・・)マサヨさんというおばあさんを映したドキュメンタリーのことを思い出したのです。
 そのドキュメンタリーは確か『マサヨばあちゃんの天地』という題名だったように思います。
 父がそのドキュメンタリーをβビデオに録画しておいてくれたので、幼稚園から中学生にかけてのわたしは、よくそれを見ていました。あんまり見すぎて、高校に上がる頃にはテープが掠れていましたが。
 以下はわたしの記憶していること。
 マサヨばあちゃんは高齢。岩手県のタイマグラという山奥に暮らしていた。つれあいが亡くなってからもそこに暮らし続けていた。タイマグラには人口が少なく、確かお隣さんもいなかったので、本当の一人暮らし。自給自足の生活。マサヨばあちゃんは畑仕事をしたり、お味噌を作ったり、お豆腐を作ったり、水団のようなものを作ったりしていた。この水団のようなもの、が美味しそう。お味噌やお豆腐を買いに、たまに人が訪ねてきた。川から引いている水が出なくなった時は、問題を起こしていると思われるところまで歩いていって、自力で水道管(? 確か竹で作ったお手製だった気がする)を直していた。足が痛い時は草で作ったお灸を据えていた気がします。生前のおじいさんは薪割りをしてくれていたけれど、今は一人なので・・・どうしたんだっけ? マサヨばあちゃんは毎日、畑の状態など生活の諸々を日記に書き綴っていた。その時タイマグラに電気が通っていたので、マサヨばあちゃんはテレビを見ていた気がする。
 今はマサヨさんは亡くなっていて、でもタイマグラの人口は増えたそう。その中には、『マサヨばあちゃんの天地』の続編にあたるドキュメンタリー映画を撮った人がタイマグラに移住したので、その人も含まれるようです。
 そうかあ。人口増えたんだな・・・。
 タイマグラの様子は、『マサヨばあちゃんの天地』の頃とさほど変わらないのか。
 それとも全く違っているのか。
 この目で確認してみたいです。

 ああ、あの水団が食べたい。
 ある日突然イヌみたいな宇宙人とネズミみたいな宇宙人が日本の女の子のところへやってきて、自分たちの星の王子の妃になるよう要求するアニメ。原作者は藤子・F・不二雄先生です。
 イヌみたいな宇宙人の名前はワンダユウ。眼鏡を外した時ののび太の如く、いつも目が「3」の形になっているマール星人です。ダックスフントに似た容姿。敬愛するルルロフ王子に妃を! と力の限り奔走するおじいさんです。奔走し過ぎて暴走しております。
 ネズミみたいな宇宙人の名前はチンプイ。ネズミの顔の輪郭をまる〜くして、耳もまる〜くした感じの容姿。ネズミっぽいのでドラえもんには敬遠されているらしいです(><) マール星の大学を主席で卒業した子ども。頭は良いけれど何せまだ子どもなので、口調といい佇まいといい行動といい、どれをとっても可愛いです。ワンダユウとは対照的に、焦らずのんびりしています。
 そして突然宇宙人の妃になれと要求された日本人の女の子は、春日エリちゃん。12歳。活発で大雑把な性格。外出大好き。いつもいきいきしています。家に帰る際玄関まで行くのが面倒臭いのか、よく庭の垣根を飛び越えて家に帰ろうとしてひっくり返り、パンツが見えてしまっています。しかしパンツが見えようとも堂々としています。スポーツもほぼ万能。お姫様への憧れは余りないようです。綺麗な服は好きだけれど服に縛られるのは嫌い。母親にあれこれ言われるのも嫌い。家の手伝いも出来る限りしたくない。エリちゃんはワンダユウとチンプイの「妃になって!」という要求にハッキリNOと言います。けれどエリちゃんは2人を無下に扱うようなことはしません。友人として2人と接するのです。
 初めは仕事として(初めからワンダユウは使命感にめらめら燃えていたにしても)エリちゃんのところへやって来たワンダユウとチンプイですが、2人は個人的にもエリちゃんを好きになりました。2人はますます、エリちゃんをルルロフ王子の妃に! と頑張ります。その頑張りにほだされることなく、エリちゃんは要求を断り続けます。
 そんな3人の様子がほのぼのと描かれているアニメ。

 幼い頃わたしは『チンプイ』を夢中になって観ていました。(^V^) 当時自分が何歳だったかわかりませんが・・・大人になった今も変わらずに「チンプイ可愛い〜♪」「エリちゃんええ子〜」「ルルロフ殿下の顔が見たいよう」などと楽しく観れるアニメがあって、とても嬉しいです。
 当時は気づかなかったのですが、やたらとジャイアンやスネ夫やのび太にそっくりなキャラクターが登場することにもびっくり! 同じ原作者の作品に友情出演(?)。何だかいいなあ。
 朝8時台に放送されていたのですよね〜、このアニメ。
 ああ過ぎ去りし時代よ。素晴らしき時代よ! 神よ何ゆえ我らに放送規制などを賜ったのですか? 朝8時台に放送されているのに女性(エミ)が年下の美青年(ピート)を公然と襲い、高校生(横島くん)が年上の美女(美神さん)に襲いかかろうとして逆に半殺しどころか8割殺されていたアニメなど他には御座いません。・・・あった方が良い、とは断言できませんが。
 高校生を時給250円で雇い幽霊を日給30円で雇うゴーストスイーパー・美神令子。雇っている2人のお給料は働きに応じて微妙に上がったり下がったりするけれど、美神さん本人の収入は1つの仕事につき1千万以上で億単位もザラ。胸も太もももガッツリ見えるボディコン姿とハイヒールで悪霊退治に挑む彼女は赤いシェルビー・コブラを乗り回しています。かっこいい! かぐわしいバブルの香りが致しますね。彼女は借りたものを返さない主義。借りた相手が神様だろうと返しません。
 悪霊退治の助手をしているバイト高校生・横島忠夫くんは美神さんに夢中。彼は邪まな自分の心に忠実なのでよこしまただおです、多分。美神さんにどれだけ殴られても時給を下げられても業務上過失致死傷まっしぐらな仕事をやらされても、彼は死にません。悪霊退治のどさくさに紛れて、美神さんの胸に飛び込んだり胸をわしづかみにする役得があるからです。しかしその時々やってくる役得のために日々ズタボロにされています。傷のほとんどは霊ではなく美神さんに負わされたもの。このアニメは45話までしか放送されなかったので彼はずっと霊能力0の少年であり続けました(もっとアニメが長く続いて、原作通りに物語が展開すれば彼は美神さん以上に強いゴーストスイーパーになったはず。そしていずれは美神さんと・・・)。哀れなり。
 日給30円で働いている幽霊のおキヌちゃんは幽霊だけれど心の底から可愛い。むかしむかし生贄として死んだという過去を背負っていながら「わたし、死んでから山の神様になるはずだったんですけど、才能なくって呪縛霊になっちゃったんです♪」という風に明るく話す彼女がわたしは好きです。金の亡者(美神さん)や煩悩というかエロの塊(横島くん)の間に立って、素晴らしい清涼剤の役割を果たしています。彼女もアニメがもっと続いていれば・・・。
 今からでも遅くはありませんっ、どなたかアニメの続きを作ってください。横島少年はおまけで良いので、おキヌちゃんに愛の手を。わたしは個人的にマリア(戦闘も家事もこなせる少女型アンドロイド。まだ天才だった頃のDr.カオスが好きな人に似せて作ったとされる。動力は電池式?)が大好きなので、続編制作の折には是非マリアの出番を増やしてくださいまし。
 今夜放送される『世界ウルルン滞在記ルネサンス』、しっかり観るし録画もしなくっちゃ。
 うたい文句は「女の愛が100%叶う島!」。

 
今回は、俳優の桐谷健太(27)がアフリカ大陸西部、ギニアビサウ共和国の諸島部にあるオランゴ島を訪ねる。オランゴ島には、世界でも珍しい求婚のしきたりがある。“プロポーズは女性から”というもの。結婚相手を選ぶ権利を持つのは女性だけ。男性は女性からプロポーズされたら絶対に拒むことはできない。女性たちはこれぞという相手を見つけると島のしきたりに則ったプロポーズを行うが、人気のある男性は何人もの女性からプロポーズを受けるため、必然的に一夫多妻制が成り立っている。
(『世界ウルルン滞在記ルネサンス』公式ページの次回予告より引用)


 わーお。
 なんて羨ましい・・・あっ大変、本音が出ました・・・、なんてすごい島なのでしょう。
 どうしても積極的優生学っぽさを感じてしまいますが、小さな島においてある程度の人口を維持するために、この方法は効率が良いかも。自分が選んだ男性と結婚すれば女性の不満もそう多くは出てこないでしょうし、モテる男性=優れた遺伝子を持つ(優生学っぽくて嫌ですが)という仮説から考えると、効率は良い・・・ですね。
 しかし、たくさん奥さんがいる男性が存在するということは、確率を考えると1人も奥さんがいない男性もいるかもしれませんね。もちろん、人それぞれ異性の好みも結婚相手を選ぶ基準も違うでしょうから決め付けることはできませんが、モテる男性の妻の数をモテない男性の妻の数が上回ることは、ない。間違いなく、ない。そして1人も妻がいない男性がいる可能性は、ある。
 どんな国でも結婚していない人ってたくさんいますけど、女性しかプロポーズする権利を持たず男性はプロポーズを拒否できない、そんな社会において1人も奥さんがいない男性の心中って・・・。
 なんという格差社会(?)。
 なるほど・・・多くの国々が行ってきた「親が決めた結婚」は家同士の繋がりを強化するだけでなく、こういった事態を未然に防ぐ機能も持っていたのか(ほんとに?)。
 世の中、際限なくモテる人っていますからね。その人に人気が集中した場合を考えると怖いですね。世の中にその人の子どもが溢れかえりそう。そして公園では「まあ、あなたのお子さんも○○さんの子どもなの?」「あら、うちもよ〜」とごく普通に女性たちが会話をし、子どもたちは「君のパパも僕のパパだね」とにこにこ話しながら遊び、そしてベンチには「俺には子どもいないよ」と呟く男性がっ・・・。
 なんという格差社会。
 もしも日本がこの制度を導入したら・・・とついつい想像してしまいます。果たして日本1妻が多い男性は誰だっ? とか、自分なら誰にプロポーズしようかな〜とか。
 しっかし男性に拒否権がないのは辛いですね。自分は結婚したくない相手でもプロポーズされたら結婚しないといけないし、結婚したらもちろん夫として色んなつとめを果たさなければならないんだろうなあ・・・。

 あっ、逆だとどうなるんだろ?
 男性しかプロポーズできなくて、女性には拒否権がなくて、1妻多夫制だったら?
 ・・・大混乱ですね。
 生まれた子どもをめぐり「俺の子どもだああっ!」「いや俺のだああっ!」と男性たちが熾烈な親権(?)争いを・・・いや、その前にそんなに旦那さんいたら子ども生まれないんじゃ・・・。あわわわ。それにそんな社会で誰からもプロポーズされなかったら国外へ脱出したくなりますよ。そして日本の人口が減るのであります。あわわわわ。
 こういう変てこな笑いのドラマ好きですわ。普段ドラマを見る習慣のないわたしが、このドラマの放送時は毎週欠かさず見ていました。
 インディアンの英雄ジェロニモの子孫、ジェロニモ?世を古田新太さんが演じています。褐色の肌、カタコトの日本語、長い三つ編み、カメラ付きパソコンを所有するインディアン・・・全て違和感無し。
 アリゾナから来た日本人カウボーイ・進之助を藤木直人さんが演じています。カウボーイハット、カウボーイブーツ、カタコトの日本語、社会化された大人には出来ない素直な言動、キラキラした目・・・全く邪気がありません。遠慮もなし。公園に罠を仕掛けるし、落とし穴を掘るし、人を投げ縄で捕まえるし、事件を起こしてばっかり。口癖は「Why?」「○○、良くない」。食事の時には「ありがとう大地、ありがとう太陽。命をありがとう」。いい言葉だ。
 進之助はジェロニモ?世にある人を探してくれ、と頼まれて日本の渋谷にやって来ました。探し人の名前は「イモコ」。手がかりは「渋谷」「17歳」のみ。広くはないけれど人の多〜い渋谷で、イモコはなかなか見つからない。進之助、頑張ります。頑張りますが空回りします。渋谷のギャルとも仲良くなり(ギャルに変なおっさんという扱いを受けていますが。「おっさんは大人じゃないから」とまで言われちゃってます)、公園に張ったテントが燃えてしまったため警察官の狭〜いアパートに転がり込み、ジェロニモ?世の娘モモも渋谷にやって来て、にぎやか〜になごやか〜にイモコ探しが進められていきます。
 悩み事があっても、このドラマを観ると悩んでたことなんてどうでもよくなってくるのです。イモコ〜! イモコどこにいる〜?

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