ついつい仕事やプライベートの嫌なことばかり考えてしまいます。

考えても仕方のないことを、あーだこーだと延々と。

わたしは別にドMってわけではないと思うのに、楽しいことよりも辛いことを考えている時間の方が圧倒的に多いです。

例えば仕事のことなら、職場から家に帰るタイミングで頭の中の「仕事」領域だけをスリープモードにして、出勤日の朝までは「仕事」領域が一切起動しなくなれば良いのになぁと思います。

プライベートで他の人から言われた・された嫌なことや、自分がやらかした恥ずかしいことなどは、右から左にスワイプして記憶ごと削除できたら良いのになぁとも思います。

とはいえ、わたしの脳にそんな便利なアップデート機能はなく…。

気分転換をしたい時は、主にスマホゲーム、Switchのゲーム、Netflix、Amazon prime、Huluがわたしの心の友となるのですが、わたしにとってより現実逃避をさせてくれるのは、やはり読書です。

電子書籍も、図書館の本も、書店の本も、それぞれに良さがあり、びっくりするくらい面白い本や、逆にドン引きするくらい変な本との出会いがあるので、日々ワクワクします。

わたしにとって本は食べ物であり、飲み物であり、ガソリンであり、鎮静剤であり、アッパー系の麻薬でもある、とつくづく思います。

というわけで、「おすすめの本があるよ」って方はどうか教えてくださいませ。
本日、このDiaryNoteの管理人さんがお知らせを発表されました。

「いつもDiaryNoteをご利用いただき、ありがとうございます。ユーザーアカウント作成につきましては、2021年3月31日(水曜)をもちまして新規の登録受付を終了します。なにとぞご理解のほど、よろしくお願いいたします」
https://webmaster.diarynote.jp/202103021827098168/から原文のまま引用)

とのこと。

このお知らせ以外には特に詳細情報は見当たりません。

…ということは、いよいよDiaryNoteにサービス終了のフラグが立ったということなのでしょうか…!?

新規登録を締め切るというのは…そうであって欲しくはないですが、そういうことですよね…?

DiaryNoteは無料で利用でき、広告のないシンプルなブログサービスでとても利用しやすかったのですが、逆に言えば管理人さんは管理が大変なだけで利益は得られなかったとも言えます。

きっとご厚意で管理を長年続けてくださっていたのでしょうね。

感謝しかありません。

飽きっぽいわたしですが、おかげさまで本のレビューをはじめ、多くの記事を書き続けることが出来ました。

特にこのDiaryNote特有の「ひみつ日記」の機能は、他のユーザーと交換日記気分でやり取り出来る機能で、他のブログサービスにはなかなか見受けられず、楽しく使わせていただきました。

と言っても、ブログ文化はSNS文化に押されて、既に他のブログサービスは相次いでサービス終了しているわけですが。

このDiaryNoteはかなり持ちこたえているブログサービスなんですよね。

…わたしはなんだか複雑な気持ちです。

なんとか続けていただきたい。

しかし、管理人さんにも色々ご事情があるでしょう…。

このところサーバーが不安定な様子でよくエラーになっていましたし、単に管理が大変だからこれ以上ユーザーが増えないようにしますよ、という意味での新規登録締切だと良いのですが…。
先日このブログにも書いた通り、わたしは電子ピアノを購入いたしました。
(参照→ https://20756.diarynote.jp/202010211153536234/

10月下旬に注文した電子ピアノが12月に届き、それからわたしが新しい職場で仕事を始めるなどバタバタしていたため、ようやく今日から本格的に練習を始められるようになりました。

…が、指が動かない。

ぜんっっっぜん動かない!

例えば自転車であれば一度乗り方を覚えたら乗り方を忘れることはなかなかありませんが、少なくともわたしの場合ピアノに関してはほとんどの曲の弾き方を思い出せなくなっていました。

昔は楽譜を見なくても弾けたはずの曲を思い出せない!

昔は指が届いたはずの鍵盤に指が届かない!

愕然としました…。

ブランクが長いから仕方が無いですね、1から始めるつもりでまた頑張ります!



⭐︎今日練習した曲⭐︎

植松伸夫『ザナルカンドにて』

マイケル・ナイマン『楽しみを希う心』

X JAPAN『Rusty Nail』

Sound Horizon『恋人を射ち堕とした日』
昨夜このブログに本のレビューを書き込もうとしたら、まさかのメンテナンスでログイン出来ませんでした。

一瞬ドキッとしました!

「このまま復旧しなかったらどうしよう…」と。

いや、まさか、毎回管理人さんがちゃんとメンテナンスしてくれているし、いや、でも万が一このままサービス終了なんて可能性は…!? とドキドキ!

ログインページに「メンテナンス中です。もう少し待ってからログインしてください」(細かいところは違うと思いますがこんなメッセージだったはず)と書かれていたので、1時間後にログインを試みる。

入れない。

3時間後にログインを試みる。

入れない。

半日後にログインを試みる。

入れない!!

まるでトライ&エラーの繰り返し。

ラグビーかっ!

というツッコミも入れながらハラハラしましたが、今日、仕事を終えてから夜試したら無事にログイン出来て、とてもホッとしました。

世の中のブログサービスがまた一つまた一つと閉鎖していく中、この『DiaryNote』は長年一切の利用料を請求することなく運営し続けてくれている良心的サイトなので、いつも本当に感謝しています。

ごちゃごちゃせずシンプルな作りなのも気に入っています。

無料で使わせていただいている身で偉そうなことは言えませんが、今後も利用させていただけると幸いです。
マイク・フラナガン監督『ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー』
〈作品紹介〉
※極力ネタバレを避けるため、この作品紹介では登場人物の名前を書きません。


Netflixオリジナルドラマ。

夜から明け方にかけて全9話を一気に観るのがおすすめ。

ホラーだから夜に観るとより怖いというのも理由の一つですが、わたしはこれからこのドラマを観るという方には最終話である第9話を是非朝に観て、微かな希望を感じて欲しいのです。

第1〜8話までは、救いのない陰鬱な世界観。

登場人物たちのほとんどは訳あり。

嫌な奴が殺されてスカッとするといった安易なストーリー展開ではなく、むしろ悪役さえも同情すべき事情を抱えているので、このドラマを観ていると息が詰まりそうになります。

登場人物たち全員が気の毒だからです。

全ての悪霊騒ぎの元凶であり、自分とは関係ない人まで殺してどんどん闇堕ちしていく悪霊さえも、哀れです。

伏線が回収されて謎が一つ解けていく度、登場人物たちの置かれている状況は更に悪化。

自分が見ている風景が「現在」のものなのか「過去」のものなのか分からず混乱する登場人物の姿もまた怖い。

それなのに、わたしは途中で観るのをやめようとは思えず、むしろ続きが気になってこの世界にグイグイ引き込まれました。

挿入曲として使われている物悲しいピアノが美しいから?

歴史ある館の雰囲気が素敵だから?

「怖い」よりも「切ない」が圧倒的に勝るストーリーだから?

登場人物全員の苦悩にそれぞれ共感出来るポイントがあるから?

結局は悪霊モノというよりも恋愛モノだから?

自分でも理由はよく分かりませんが、気づいたらわたしは一気に全9話観終えていました。

たまたま第9話まで観終えたのが夜明けと重なったのですが、それがとても良かったです。

真っ暗な世界にだんだん光が射していく感じが、このドラマの結末の雰囲気と合っているなと感じたからです。

だから他の方にも出来ればそのタイミングで観て欲しいです。

また、わたしは普段ならドラマを一度観たら観返すことはほとんど無いのですが、このドラマに関しては第9話まで観た後すぐに第1話から見返しました。

そして「ああ、だからあの人はあの時ああしていたのか…」と登場人物たちの言動の理由が分かり、再び胸を締め付けられました。

また、「うわ…今あの幽霊があの人に憑依しているぞ…」とゾッとしました。

観れば観るほど丁寧に作り込まれた作品です。




※注※
ここから下の考察には、ネタバレを含みます。
ここからは登場人物の名前を入れながら考察していきます。
未鑑賞の方はご注意ください!


ーーーーーーーー
なお、未鑑賞だけどネタバレは知りたいという方のために、ネタバレありの登場人物紹介も書いてみます。


〈登場人物紹介〉

●ダニ
フローラとマイルズの世話係。
婚約者に別れ話をした直後に婚約者が交通事故死したという辛い過去を持つ。
罪悪感に苦しむあまり、時折婚約者の幽霊を見て怯える。
やがてジェイミーと交際し始める。
フローラをヴァイオラから守ろうとして咄嗟に禁断の「呪文」を口にしてしまい、そのおかげでみんなが救われたものの、ヴァイオラを自分の体の中に封印することになってしまった。
やがてダニは自分がヴァイオラを封印し切れなくなりジェイミーに危害を加えることを恐れて、湖に沈んでしまった。

●マイルズ
可愛い男の子。
フローラの兄。
両親を亡くしている。
ピーターに取り憑かれている時、ダニに色目を使ったり、煙草を吸おうとしたり、ハナを井戸に突き落として殺した。

●フローラ
可愛い女の子。
マイルズの妹。
両親を亡くしている(ただし本当の父はヘンリーなので父は生存していることになるが、そのことをフローラは知らない)。
ダニがヴァイオラに見つからないよう、出来る限りダニを守ろうとした。
ヴァイオラのことは怖がっているが、他の顔のない幽霊には慣れている。
人形遊びが好きで、ドールハウスを館に見立てて遊んでいる。
レベッカに取り憑かれる。

●ハナ
館の家政婦。
他の人のことをよく気にかけてくれる性格のため、それを邪魔だと思ったピーター(に取り憑かれているマイルズ)によって殺された。
しばらくは自分が既に死んでいることに気づかず、何だか最近ボーッとしてしまうことなどに困惑していたが、自分が幽霊だと気づいてからも今まで通り家政婦として働いてみんなを支えていた。
オーウェンに好意を抱いている。
幽霊だが、人や物に触れることは出来るようである。
顔のない幽霊とは違い、自我をしっかり維持し、服装もお洒落。

●オーウェン
館の料理人。
認知症の母の介護をしている。
ハナに好意を抱いており、一緒に新しい人生を歩みたいと思っていた。
ハナの死を心から悼む。

●ジェイミー
館の庭師。
話し方はぶっきらぼうだが優しい。
幽霊に怯えるダニを心身共に支えた。
ダニを心から愛している。
恐らくこのドラマの語り部の正体はジェイミー。
ダニが死ぬ時に自分のことを連れて逝かなかったことを寂しく思い、いつかダニの幽霊が目の前に現れるのではないかと今も期待している様子。

●ヘンリー
弁護士。
表向きはマイルズとフローラの叔父…ということになっているが、実はフローラの父。
酒びたり。
亡くなった兄嫁のことを深く愛しており、その不倫関係を亡き兄に知られた。
兄夫婦は夫婦関係を修復しようと出かけた旅行先で事故死。
そのためヘンリーは心の中に悪魔を宿し、その悪魔によって自分を責め続けている。

●レベッカ
ダニの前任者。
ピーターの恋人。
聡明な女性だったが悪い男ピーターに恋をしたのが悲劇の始まり。
ピーターが行方不明になった後、レベッカが湖で溺死しているのが発見されたため、レベッカはピーターに裏切られて絶望し自殺した…ということになっていたが、本当はピーターの幽霊に騙されて殺されたというのが真実。
惚れた弱みというのは死後も続くのか、幽霊になってからもピーターに尚もそそのかされる形でフローラに取り憑いたが、彼女なりにフローラを助けようとした。

●ピーター
ヘンリーの部下。
レベッカの恋人。
ヘンリーの財産を横領して逃亡した…と思われていたが、実は逃亡前に偶然ヴァイオラに殺されて幽霊になっていた。
レベッカを「こうすれば俺たちは一つになれる」と騙してレベッカに憑依し、そのまま湖の中に入って行ってレベッカを溺死させてしまった。
レベッカが死ぬ瞬間は自分はレベッカの体から離れ、死の苦しみをレベッカ本人に味わせた鬼畜。
マイルズに取り憑いてからはハナまで殺した。
…という風に最悪な男だけれど、子どもの頃の辛い体験がトラウマになって根性がねじ曲がっていたという点では少し同情の余地あり。
が、きっとヴァイオラに殺されなくてもどのみちろくな死に方はしなかったはず。

●ヴァイオラ
湖の水底から出てきて彷徨い続ける悪霊。
かつては館の女主人だった。
生前は夫や娘に対する愛情はあったようだが妹に対しては暴言や暴力をふるっていた。
結核にかかり、妹に看病してもらっていたが、妹に殺されて幽霊になった。
娘が年頃になった時のためにと遺したドレスを妹に奪われそうになったため悪霊化し妹を殺害。
それからは無関係な人まで殺すようになった。
その殺し方はなんと、人の首をその強靭な握力で握り潰したり、人を湖の中まで引きずっていって溺れ死にさせるという残忍なもの。
彼女がいる限り、館の敷地内で死んだ人の魂はみんな天国に行けず、館の敷地内に縛られ続け、やがては顔の無い幽霊になってしまう。
…と兇悪っぷりが凄いですが、悪霊化したことに気づいた愛する夫と娘からその魂の入った箱ごと湖に捨てられたという点では同情の余地あり。



〈考察〉

●「認知症」と「幽霊」

館の料理人オーウェンの母が認知症を患っていてオーウェンが苦しんでいる、という設定のおかげで、このドラマは「認知症」と「幽霊」両方を描くことに成功しています。

なかなかホラー系のドラマには珍しいことですが、実際にこういう描き方をされるととてもしっくりくるのだなと驚かされます。

目の前にいるのは誰?

自分は何歳?

今はいつ?

ここはどこ?

…とパニックを起こしている認知症患者と、この作品に登場する幽霊及び悪霊の混乱ぶりは似ています。

彷徨い続けるヴァイオラの姿は、認知症患者の徘徊を思い起こさせます。

ヴァイオラは自分が誰を探しているのかも覚えていません。

ただ眠り、ただ目覚め、ただ歩く。

それを何度も何度も何年も何年も繰り返しています。

もはや自分が誰だったかも分からなくなり、顔が無くなり、それでも彷徨い続ける…。

いくら悪霊といえど哀れです。

認知症患者は治療によっては症状の進行を遅らせることが期待出来ますし自我もありますが、悪霊はどんどん邪悪化していくのが気の毒。



●なぜハナはヴァイオラやピーターと違って悪霊化しなかったの?

ハナは幽霊ですが、ヴァイオラやピーターのような悪霊とはまるっきり違います。

ハナも、死後に混乱して苦しんだという点ではヴァイオラやピーターと同じ。

しかし、ハナは苦しみながらも他の人たちを心配し、可能な限り手助けしました。

もしかしたら生前の性格は死後にも影響するのかもしれません。

しかし、ハナは「最近ボーッとしていることが多くなった」と話します。

もしかしたら、ハナは死んでからそう日が経っていないから(第1話でダニが館にやって来た時点でもうハナは死んでおり、自分の遺体がある井戸を見下ろしている)、自分が誰なのかまだ見失わずにいられたのかもしれません。

いくら優しいハナとはいえ、もし天国にいくのが遅くなったら遅くなるほど、館の他の幽霊たちのようにやがては顔を失ってしまったのかも…。



●「愛しているから連れて逝く」と「愛しているから連れて逝かない」の違い

ピーターはレベッカを「君を愛している。一緒にいたい」と騙して、レベッカのことまで幽霊にしてしまいました。

逆にダニはジェイミーが危険な目に遭わないよう、まだ自分がヴァイオラを封じ込めていられるうちに自殺してしまい、ジェイミーを道連れにはしませんでした。

第3話でジェイミーがダニに言う「人は愛と執着を履き違える」というセリフがピーターとダニの違いを明確に示しています。

ピーターはレベッカに執着していたから殺したのです。

「愛している」なんて嘘。

本当に愛していたら道連れになんてしません。

逆に、きっとダニはジェイミーを愛しているからこそ連れて逝かなかったのです。

きっと同じ理由でハナもオーウェンを連れて逝きませんでした。

愛しているから。

生きていて欲しかったのでしょう。



●ダニが死なずに済む方法は無かったの?

…無かったのでしょうか…?

わたしとしてはダニに死んで欲しくなかったので、この作品を観返してあれこれ他の道を想像するのですが(ハナやレベッカの死も悲しいけれど)、

ヴァイオラにダニが殺されそうになる→フローラがダニの身代わりになって殺されそうになる→ダニがフローラを助けるために禁断の呪文を唱えてヴァイオラをダニの体に封じ込める

という流れを変えるのはなかなか難しそうです。

ヴァイオラは一度狙った獲物は問答無用で殺そうとするし、異常な怪力なのでその手を振り払うことは生身の人間には出来ないし、体当たりしようが銃で撃とうがビクともしないでしょうし多分ヴァイオラが意識していない人間や物はヴァイオラに触れることも出来ない可能性があります。

残念。

強過ぎる…。

わたしはヘンリーの心の中の悪魔やフローラの両親の幽霊(残念ながら登場しません)がヴァイオラを何とかしてくれないかなと期待して観ていたのですが、そんな展開にはなりませんでした。

…というわけで、ダニが生存するためのルートを無理矢理捻り出すとするならば、わたしはまず「ヴァイオラの娘の子孫を何とか探し出し、その子孫にヴァイオラが娘に遺したがっていたドレス風のドレスを着てもらい、ヴァイオラの魂を満足させて天国にいってもらう」を提案します。

…あれだけ無差別殺人をやらかしたヴァイオラがたったそれだけで天国に行けるかどうかは賭けですが。

下手にゴーストバスターズ的な人に依頼するよりは効果的かも…?

しかし子孫なんていないかもしれない。

或いは「フローラがいつも持っていたお守り人形にヴァイオラを移す」とか?

わたしはフローラがよく人形遊びをしていたしドールハウスを館に見立てていたので、てっきりお守り人形を利用してヴァイオラに対処する結末になるのかと思っていたのですが、最後までお守り人形は有効利用されなかったのが残念です。

日本の神社でよく「ヒトガタに自分の厄を移す」ということが行われているので、是非ダニに日本の神社に来て欲しかったなとも思います。

…とは言え、既にダニ自身がヒトガタとしての役目を担っているわけですから、そこから更に別の物にヴァイオラを転移させられるかは謎ですね…。

他にもダニ生存ルートの良い案がある方、教えてください…。
欲しい欲しいと思いながら、なかなか買えずにいたのですが、いつか電子ピアノを買うためにとコツコツ貯金してきたお金がある程度貯まってきました。

わたしはコロナに関係無く低収入な職業であるため、電子ピアノを買わずにこのまま老後の資金として貯め続けるのが無難なわけですが…、ピアノが弾きたいんです!

というわけで、楽器店や家電量販店をあちこちハシゴしました。



〈わたしの電子ピアノに希望する希望〉

●実家ではKAWAIのアップライトピアノを、ピアノ教室ではKAWAIのグランドピアノを長年弾いていたが、今はマンション住まいなので電子ピアノを探している。昼夜問わずヘッドホンを使用予定。アップライトピアノのサイレント機能を使うことは考えていない。

●防音カーテンは部屋に設置済みで、電子ピアノは壁から離して設置するが、マンションの他の方への迷惑を避けるため、特大の防音マットも併せて購入したい。

●木製鍵盤が好み。出来るだけグランドピアノに近い鍵盤とタッチがいい。88鍵盤欲しい。

●クラシックもジャズもJ-POPも弾きたいので、曲によって音色やタッチを変更出来ると嬉しい。

●ベヒシュタイン、スタインウェイ、ベーゼンドルファーの音色が好きなので、そのうちどれかの音を録っている電子ピアノだと嬉しい。もちろん本物とは違うので多くは望まないが、それっぽいものだと電子ピアノで曲を練習する時にテンションが上がる。スタインウェイ風の音色で辻井伸行さんの曲を弾けたら最高。

●バッハを弾くときに使いたいので、ハープシコードやパイプオルガンの音色も入っていると嬉しい。また、ハープの音色も好きなので出来れば欲しい。

●予算は出来れば40万円以内に収まると嬉しい。40万円を少しはみ出すくらいなら何とか出せるが、50万円をはみ出すのは今後の生活費にも影響が出かねないのでNG。

●本体の色はインテリアに合わせるため白が良い。が、黒の方が馴染みがあるため黒も候補に入っている。

●子どもがいるわけではないし一緒にピアノを弾ける友達もいないので(言ってて悲しくなってきた)、連弾機能は付いていなくても良い。

●Pad Proと繋げたら便利だろうけれど、今のところはアプリやBluetoothと接続する便利な機能は多分使わない。



と店員さん方にわたしの住宅事情や予算も含めて相談したところ、色々な電子ピアノを試弾させていただきました。

正式には「電子ピアノ」ではなく「デジタルピアノ」と呼ぶそうなのですが、ここでは「電子ピアノ」で呼称を統一いたします。

KAWAI、YAMAHA、Roland、CASIOなどの色んな電子ピアノを弾き比べさせていただいた結果…、

決めきれずにまだ迷 っ て い ま す!!

どれもそれぞれに良さがある!!

店員さんからは「もしご予算が20万円以下でしたらメーカーによって性能にバラつきがあるのですが、ご予算が30万円以上の方ですとどのメーカーも良い物を出しているので、好みの問題となります」とアドバイスをいただきました。

うーん、迷います!!

しかし、延々と迷っていても仕方がないから、とにかく候補を3つに絞ろう!と思って、絞ったのはこちらの3つ。

それぞれわたしが思ったことも挙げていってみます。

素人による感想なのですが、同じように電子ピアノの購入を検討している方の参考になれば良いなと思います。

なお、RolandのLX708も試弾して音の美しさとしっとりした弾き心地に驚いたのですが、「最近全然ピアノの練習をしていないわたしでもこんなに綺麗な音を出せるの!? 真面目な人ならともかく、生まれついてのサボり魔のわたしはこの音色に満足して練習を怠るかもしれない」とかえって不安になってしまったので、敢えて3つの候補からは外してあります。




●CASIO CELVIANO Grand Hybrid GP-310

・オープン価格。概ね税込33万円前後で販売されている。

・ベヒシュタインとのコラボ。

・主に「ベルリン・グランド」「ハンブルク・グランド」「ウィーン・グランド」の音色が入っており、「ベルリン・グランド」はベヒシュタインの音色。「ハンブルク・グランド」にはスタインウェイ風、「ウィーン・グランド」にはベーゼンドルファー風の音色が入っている。

・GP-510やGP-1000に比べると音色数は少ないが(この2つだと税込42万円以上に値段が跳ね上がる)、ハープシコードとパイプオルガンの音色は入っている。

・「グランドピアノロック」という音色はロック系の音楽を弾くのに、「グランドピアノジャズ」という音色はジャズを弾くのに適している。

・本体カラーに白(ホワイトウッド調)があり、既に発売済みである。白が人気で現在メーカー在庫欠品中だが、2020年11月には白が入荷見込みありとのこと。



●YAMAHA Clavinova CLP-775

・税込30万円前後で販売されている。

・YAMAHAの「CFX」とベーゼンドルファーの「インペリアル」、現代のピアノとは異なる古いピアノの音色が「モーツァルトピアノ」「ショパンピアノ」として入っている。(CLP-785には「スカルラッティピアノ」「ベートーヴェンピアノ」が入っているが値段が税込40万円前後に跳ね上がる)

・「ポップグランド」「ジャズグランド」「ロックグランド」など幅広い音色がありパイプオルガン、ハープシコードの音色が入っている。

・アプリやBluetooth接続などの機能が充実している。

・本体カラーの白(ホワイトアッシュ)は2020年12月に発売予定だが新型コロナウイルスの影響で発売時期が変更になる可能性が0ではない。
※〈10月23日追記〉楽器店の方から「発売は12月ですが、ご注文いただいている客様のご自宅にお届け出来るのは最短でも年明けだと思います」と教えていただきました。



●KAWAI Concert Artist CA79

・税込30万円前後で販売されている。

・「SK-EX」「EX」「SK-5」の音色が入っている。

・パイプオルガン、ハープシコード、ハープの音色が入っている。

・わたしは長年KAWAIのアップライトとグランドピアノを弾いてきたので、最もタッチやKAWAI独特の低音に馴染みがある。

・本体カラーに白(プレミアムホワイトメープル調)があり、発売済み。




…うーん、迷う!!

本体カラーを白にこだわらないのであればこの3つ以外も候補として上がってくるので物凄く迷います。



____________________

〈10月23日追記〉

本日、楽器店で「CASIO CELVIANO Grand Hybrid GP-310」の白を注文しました。
どの電子ピアノを買うか最後まで迷いに迷ったのですが、「ベルリン・グランド」の音色の美しさが決め手となりました。
「ベルリン・グランド」は「GP-510」や「GP-1000」にも入っており、この2つの方が「GP-310」と比べると音色や音色数が豪華なのですが、「GP-310」より約10万円もお値段が高いのです。
そして「GP-510」と「GP-1000」に白はありません…。
黒のみです。
黒も美しいのですが、わたしの第一希望は白。
というわけで今回は「GP-310」の白を購入しました。
電子ピアノはあくまでも電化製品であり、約10年ほど持てば上々といった感じなので、今回は「GP-310」を購入して差額の約10万円を大事に貯めておき、いずれ「GP-310」が修理不可能になった時に新たに電子ピアノを購入する資金に回したいと思います。
現在、わたしの部屋の本棚はみっちみちです。

スマホで例えるなら充電100%の状態。

既に100%なのですから、これ以上入るはずがありません。

が、「工夫すればもっと入るのではないだろうか?」とわたしは本を入れては出し入れては出しを繰り返して試行錯誤してみました。

しかし悪あがきもいいとこ!

結論…やっぱりみっちみちでした。

とは言え、思い出深い本、仕事や資格試験用の本、好きな有名人に目の前でサインを書いてもらったサイン本、絶版本ばかりなので、一冊も断捨離出来ない!

というわけで本棚を買うべくあちこち探したのですが…、なかなか好みにピタリと合う本棚と出会えず。

しまいには、あるインテリアショップの店員さんから「えっ、本棚ですか? 最近は買う人が少ないので、どこも取り扱いが少ないですよ。紙の本はやめて電子書籍に切り替えたらどうですか? 紙の本はかさばるし埃も溜まりますから不衛生ですよ。僕は一度読んだ本はもう用が無いので売るか捨てるかして手放しています。家に本を持っておくのはスペースの無駄ですね」と言われる始末!

てやんでいべらぼうめぃっ、埃なんぞフワフワ(掃除用具の正式名称を忘れました)でこまめに掃除すれば綺麗になるわいっ、こちとらとっくに電子書籍の便利さは知ってらいっ、だいたい一度読んだらもう用は無いとかスペースの無駄とは何だ、お前さんが買った本だから売っても捨ててもお前さんの自由だが本を作り出すには沢山の人たちの努力が積み重ねられているんだ、少しはリスペクトのある言い方ってものを考えろいっ、…とわたしは心の中でなぜかエセ江戸っ子口調で憤慨!

しかし、店員さんは何の悪気もなくアドバイスしてくれただけだし、こういう考え方の人もいるんだなあと勉強になったので、わたしは「そうですか、家に帰ってよく考えてみます」とだけ返事をしてみました。

その後もあちこちのインテリアショップを巡ったのですが、なかなか「コレだ!」と思えるような本棚とは出会えず…。

仕方がないので、代案を色々考えることにしました。



〈代案1〉
マガジンラックを買って本棚代わりに使う。


〈代案2〉
ディスプレイラックを買って本棚代わりに使う。

 
〈代案3〉
本棚に入りきらない本はテーブルや椅子などあらゆる家具の上に積めるだけ積み上げていく。
ちなみにこの作戦は故カール・ラガーフェルド氏が実践していました。


〈代案4〉
IKEAで売っている、壁に取り付けるタイプの小さな棚を買って、小さなサイズの本たちはそこに並べてみる。


〈代案5〉
本棚にある本のうち何冊かを誰かに貸りてもらって、一時的にスキマを作る。




…この中で最も根本的解決にならないのは代案5ですね!
ザ・他力本願!

試しにと思って代案3をやってみたのですが、わたしがまるでジェンガのように積み上げた本にわたし自身が寝ぼけてウッカリぶつかって本がババババババババーッと大きな音を立てて床に落ち、更にその衝撃を受けた他の本の山までもがまるでピタゴラスイッチのように見事な連鎖反応を起こして勢い良く床に散らばってしまいました!

今後は代案1、2、4もしくは6(6はまだありません。これから思いつくかもという淡い期待だけはあります)を検討していきます。

ああ、世の中の人たちはどうやって本を収納しているのだろう…?



———
〈10月20日追記〉
本棚を無事に購入しました!

著…毛利嘉孝『バンクシー アート・テロリスト』
ステンシルの手法、各作品についての解説、サザビーズでのシュレッダー事件、ミュージアムでの無断展示事件、バンクシーの正体ではないか?と噂されている人たちのことなど、バンクシーにまつわる様々なことが書かれている本。

特に、バンクシーがやっていることは落書きなのか? アートなのか? という点について考えさせられます。

アートならば犯罪ではないのか?

表現の自由はどこまで許されるのか?

また、バンクシー風の落書きが日本国内で次々と見つかり、「これは本物のバンクシーなのか」「本物なら消したらまずいのだろうか」「本物だったらいくらくらいするのだろうか」と人々がざわついたことについてもこの本は触れています。

悩ましい問題ですよね。

わたしは、反戦、パレスチナ問題、難民問題、反資本主義といったテーマ性の強いバンクシーの作品が好きなので、「うちの家の壁にもバンクシーが絵を描いてくれないかなぁ」と胸をときめかせることもあります。

しかし、バンクシーのファンではない人なら「よくも落書きしやがって!」と腹が立って即刻消すでしょうし、バンクシーに損害賠償請求をしたくなるでしょうね。

しかしそうやって物議を醸すことこそがバンクシーの狙いなのかもしれません。

単に綺麗なものだけを描く芸術だけでは無く、爆弾や銃や遺体といった生々しい現実を描くことで人々の注目を集め、人々に平和について考えさせようという意図があるのかも。
著…木谷卓哉『タクシー運転手のご縁を味わう日常 一期一会の物語』
タクシー内で起きたちょっと心温まるエピソードやハプニングなどを紹介しているKindle本。

お客目線で書かれたものは時々ありますが、タクシー運転手側の目線で書かれたものはなかなか見かけないのでユニークだと思います。

著者が自らを「素人」と言っている通り、確かにプロ作家のように巧みな文章表現が使われているわけではありませんが、その分、嘘偽りない素直な運転手側の心境を読めて好印象。

改めて考えると、タクシーって乗る側にとっても乗せる側にとっても独特の体験だよなあ、とわたしはこの本を読んでいて気づかされました。

沢山あるタクシーの中から、たまたま一台のタクシーにお客が乗りこんで来るのって、まさに一期一会。

どこをいつ通るかあらかじめ決められているバスや電車とは違って、タクシーの行き先はバラバラ。

運転手も人それぞれ。

お客も人それぞれ。

世間話をしたいお客。

観光案内をして欲しいお客。

「この辺り、警察取り締まりしてないから、もっとスピード出せよ!」と無茶な文句を言ってくるお客。

暴れるお客。

「新人の腕章をしてたら絡んでくる人が多いやろうから、外したらいいのに」と心配してくれるお客。

重たい人生相談をしたいお客。

…色んなお客がいるんですね…。

タクシーって密室なので、良くも悪くも自分の素が出ちゃう空間なんでしょうね…。

わたしも少なくとも、筋違いの文句を言ったり暴れるお客にならないように気をつけます。

タクシーに乗せてくれる人がいるからこそタクシーに乗れるわけですし、お互いに気持ち良く利用したいです。

理不尽なクレームをつけたり、暴れるなんて最低。

また、タクシーに限らないことですが「お客様は神様だろう」なんて傲慢な態度をお客の側が取ったらいけませんよね。

神様ではなく人間なのですから。

もしそのお客が人間に見えるけれど実は神様だとしたら、きっと貧乏神か疫病神なのでしょうから、永久に乗車拒否されるべし。
著…ヤマザキマリ&NHK取材班『ヤマザキマリのアジアで花咲け!なでしこたち』
カンボジアの話が特に印象的です。

ポル・ポト政権が「農業以外のことは不要である」として、農業以外のことに携わる人たちを徹底的に処刑しました。

音楽を奏でたり、歌ったり、踊ったりしただけで、激しい拷問をされたり殺されていたのだそうです。

今の日本なら、音楽は誰もが気軽に楽しめるものですよね。

でも、時代や国によってはそうじゃ無い…。

当たり前だと思い込んでいることって実はとても貴重なことなんだ、と気づかされます。

これはポル・ポト政権が行っていた残虐行為のうちのほんの一部で、ここには書ききれないほど多くの恐ろしいことをやっていたので、興味がある方は調べてください。

この本の主人公は外国で働く日本人女性なのですが、そのポル・ポト政権時代の壮絶な日々を生き抜いたカンボジアの大人たちや、これからの未来を作っていく子どもたちの姿も紹介されていて、希望が伝わってきました。

「音楽は世界の共通のことばです! これを知っていれば世界中の人と仲良くなれるよ」
(P39から抜粋)

と子どもたちに音楽を教える浦田さんという女性の言葉も素敵ですし、

ヤマザキさんが子どもたちと一緒に地面に絵を描いて、

「音楽もだけど、絵も世界の共通言語ですよね」
(P50から抜粋)

と考えているのも素敵!

そう、芸術って世界共通の言語なんですよね。

たとえ言葉が通じなくても、悲しい歌を歌えば悲しい気持ちが伝わるし、楽しそうな絵を描けば楽しい気持ちが伝わります。

芸術を禁止するというのは、人と人との心の通い合いを禁止するということ。

ポル・ポト政権は国民から芸術を奪うことによって国民を恐怖のみによって支配し、意に沿わない国民を殺し尽くそうとしたのでしょうね…。

恐ろしい…。

日本もそういう危険な政治が行われないように国民一人ひとりが気をつけて政治家たちの動きを見ていないといけませんね。
今夜が最終回だなんて、誰か「嘘だよ」と言ってー!

海外ドラマみたいにシーズン2をやってー!

YouTubeにナギサ&メイちゃんねるを開設してー!

…とわたしは心の中で叫びながら今夜の放送回を見ておりました。

原作漫画も読みましたが、わたしはドラマのほのぼのした感じが好き。

悪い人なんて誰も出てこない平和な世界観。

穏やかで包容力たっぷりなナギサさん。

仕事ではキリッとしているけれど、ナギサさんには完全に懐いている可愛いメイちゃん。

まるでお姉さんみたいな女友達。

放っておけない可愛い後輩。

書ききれないのでこの辺で止めておきますが、みーんな素敵!

俳優さんたちもスタッフさんたちもこのコロナ禍の撮影で大変だったと思いますが、よくぞこのドラマを作ってくれました…。

おかげさまで毎週火曜日は幸せでした…!

また、1〜10話まで見ている間、わたしはある妄想を楽しませてもらいました。

「もしわたしのマンションに家政夫さんが来てくれるならどんな人が良いか?」

と。

ナギサさんの放送があった火曜日は夜遅くまで、同じくナギサさんファンの友達とLINEでその妄想ネタで語り合ったものです。

最終的には「指名したい家政夫さんランキング ベスト10」を作成いたしました。

どこにも発表できない完全な妄想だけれど、こういうの考えるのって凄く楽しい!

そして今日も「今夜で最終回だなんて嘘だよね!?」「まぼろし〜!!」と朝から友達とLINEを一体何往復したことか!

今夜の放送は見たい…。

でも見たら最終回…。

見るべきか見ないべきか…?

…ソファに横になりながらそんな風に迷っているうちに放送の時間になったので、わたしは形状記憶合金のようにシャキーン!と起き上がってリアルタイムで最終回を見ることにしました。

いざ最終回が始まってみれば、むず痒くなるというか、照れるというか、見てるこっちがこっ恥ずかしくなるようなむずキュン展開のオンパレードでした。

今夜が最後なんて嘘だー!! と思っていたら、なんと!

来週9月8日午後8時57分から、『私の家政夫ナギサさん 新婚おじキュン!特別編』が放送されるそうです!

やったーーー!!!

誰ですか、特別編を企画した神は!?

絶対リアルタイムで見ます&録画します!!!
【広島原爆の日】子や孫の未来のため、その根本に立ち返る日


https://news.yahoo.co.jp/articles/5f3f60da0ac5d781a111292eddff86755f4ea479

75年前のこの日、原爆によって命を奪われたり、被曝による後遺症や偏見に苦しみ続けた方々からすれば、

世界には今なお核爆弾があること、

それが外交カードとして使われ続けていること、

いつどこでそれが炸裂して誰の命を奪うか分からないこと、

というのは…どれだけ悔しいことでしょうか…。

もうすぐお盆だけれど、あちらの世界の人たちはこちらの世界のことをどう見ているのでしょうか…。

戦争を経験した世代が減っていく中で、だんだん今日が何の日なのかすら忘れられがちになっていくとは思いますが、

「今日は広島に原爆が落とされた日だ」

「今日は長崎に原爆が落とされた日だ」

「今日は終戦記念日だ」

といった風にハッと気がつくだけでも良いと思います。

「バタフライエフェクト」という言葉が示す通り、どこかで誰かがハッとするだけでも、もしかしたらそれがやがて大きな力に変化して、新たな争いを起こさずに済む抑止力の一つになるかもしれません。

誰もハッとしなくなった時は、戦争の悲惨さがついに忘れ去られて、また悲劇が繰り返されるのだと思います…。

わたしは単なる一般人の一人に過ぎないので大したことは出来ませんが、せめて毎年必ずハッとする自分でいたいなと思います。

そして、わたしはまだ子どもも孫もいないけれど、次の世代に戦争の悲惨さを伝えていきたいです。

戦争を体験したわけではないので実体験は語れませんが、体験者から聞いたことを伝えることは出来るはず…。
著…柊木マキ『女王学のススメ 親の愛は汚れている』
親の呪縛から自由になれず苦しい。

かといって親と上手く付き合うことも出来ない。

「どうして自分は親の望むような子どもになれないのか」と自分を責めている。

そんな人におすすめの本。

著者自身の体験をふまえながら、問題のない家庭なんてどこにもないことや、親と自分は違う人格を持った別の人間なので親の言う通りにならなくて良いのだ、ということが書かれています。

たった一度きりの人生を親に振り回されて無駄にするのではなく、自分らしく生きるきっかけとなる本だと思います。

わたし自身、親との関係に大人になってからも苦しんでいるので、この本を読んで気持ちが楽になりました。
↑きっとそんな職業は存在しないと思うのですが。

あったらやりたいです!

最近わたしはまた、YouTubeで鼻の角栓をピンセットで抜く系の動画にハマっていまして。

自ら動画を再生しておきながら「うぇ〜〜〜、閲覧注意…」と思うという失礼極まりないことをしながらも、YouTuberさんが立派な角栓をピンセットで見事に引っこ抜くと「おおー!大物ゲットだぜ!」と自分がとったわけでもないのになぜか熱狂しています…。

何なんですかね、この心理って?

部屋に掃除機をかけた後で、「ふっふっふ、床の埃を駆逐してやったぞ…!」とニヤついてしまうのと同じ心理?

部屋の隅っこを人差し指でわざわざスーッと撫でて「んまっ! 〇〇さん、こんなに汚れているわよ」とお嫁さんをいびるどこかの姑と同じ心理でしょうか?

それとも、絵本『おおきなかぶ』の登場人物たちがかぶを「うんとこしょどっこいしょ」と抜くのを読者が応援するのと同じ心理でしょうか?

とにかく角栓をとる系の動画は楽しい…!

ちなみに角栓を「とる」という言葉に使用する漢字は「取る」より、むしろ「獲る」か「穫る」を使用したいとわたしは思っております。
「獲る」か「穫る」の方が、より「大物ゲットだぜ!」感があるから。
「捕る」や「採る」もアリかもしれない。
いや、YouTuberさん的には「撮る」や「録る」がピッタリなのでしょうか?

…と、漢字の件はさておき。

鼻の角栓をピンセットで抜くという行為そのものはお肌に良くありません。

更に毛穴が開き、更に角栓が蓄積される原因にもなりかねません。

だから自分で自分にはやれません…。

ということで、「今後どうなってもいいからとにかく今! 鼻を綺麗な状態にしたいので鼻の角栓をピンセットで抜いて欲しい他人」にいつか出会えることを期待しています。

マイクロスコープで拡大しながらピンセットで一つ一つ綺麗に引っこ抜きたい!
エドゥアルド・カサノバ監督『あなたに触らせて』(英題:Skins)
「普通の人」なんて居ない。

誰だって周りの人と違う部分を心や体に持っている。

ということに気づかせてくれる映画。

Netflixで配信中。



※注※
以下のレビューには、この映画のネタバレ及び性的な描写についての考察を含みますので、苦手な方はご注意ください。


 



冒頭でラウラが歌う曲は、哀しくてとても綺麗。

初めてこの映画を観てから長く経つというのに、いつまでも心に残って離れず、わたしはふとした時にラウラの歌を口ずさんでいます。

両目を持たずに生まれてきたラウラ。

どんないきさつがあったのでしょうか…、ラウラはまだ11歳なのに娼館で働いています。

どんなに泣きたい気分でも、泣くための両目はありません。

ラウラは、子どもを性的対象にする後ろめたさを感じていたお客シモンから、「君には美しい瞳がふさわしい」とピンクダイヤを2つ贈られます。

それからラウラは28歳になるまでずっと、お客の相手をする間はピンクダイヤを両目代わりにくっつけていました。

もしかしたらピンクダイヤを売ればすぐに娼館を出られたのかもしれませんが、ラウラは体を売る以外の生き方を誰にも教えてもらえなかったのかもしれませんし、ピンクダイヤは心の支えですから絶対に手放したくなかったのでしょう。

この映画にはラウラだけでなく、世の中の多くの人たちと大きく異なる特徴を心や体に抱える人たちが登場します。

わたしはラウラが一番好きですが、ラウラ以外にわたしの印象に残った人たちについても、完全ネタバレにならない範囲でご紹介します。

敢えて性別はハッキリと書きません。

登場人物の名前や話の流れによっては登場人物たちの体の性別がある程度分かってしまうのですが、心と体について描いたこの映画においては、体の性別を論じることはあまり意味をなさないからです。



●???(名前は不明)
娼館の主人らしき人。
なぜか全裸。
この人まで全裸な必要性ってどこにある!?と観客をビックリさせる存在ですが、人間のありのままを描こうというこの映画のテーマにぴったりな人物である、とも言えます。
シモンの性的嗜好を鋭く見抜き、ラウラと引き合わせます。


●シモン
ラウラにピンクダイヤを贈った人。
「子どもなら性別を問わない」という性的欲求を抱えており、その罪悪感から、妻クラウディアや息子クリスティアンとの別れを決意しました。
自分の欲望からクリスティアンを守ろうと思って家を出たのですが、その際に別れの理由をきちんとクラウディアに伝えておかなかったため、後に取り返しのつかない悲劇を生んでしまいます。
クリスティアンが人魚に憧れていることをFacebookを通して知っていましたが、その理由に気づいた時には全てが手遅れでした。


●サマンサ
本来なら口があるべき場所と肛門の位置が完全に逆転している人。
顔には肛門があり、肛門の周りには残酷なことに毛までびっしり生えています。
顎はお尻のように割れ、パンツを下ろすとそこには口があります。
父親と二人暮らしをしており、父親はサマンサを愛してはいるようですが、家の外へ出たがるサマンサのことを家に閉じ込めたいと思っている傾向があります。
父親がサマンサの誕生日に「世の中にはひどい人がいるから外出する時は顔を隠しなさい」とわざわざ頭部全体をすっぽり覆うマスクを買って来たため、サマンサはかえって深く傷つきます。


●???(名前は不明)
超肥満体の人。
ラウラの常連客。
レストランの経営者ですが、経営はうまくいっておらず借金を抱えています。
自分の体に自信がない様子ですが、客としてやって来たサマンサの顔を見て、一応しばらくは我慢したものの、我慢しきれずあからさまに大笑いするなど、自分より下だと見なした人には容赦が無いようにも思えます。
借金返済のため、ラウラの大事なピンクダイヤを盗んでしまいます。


●バネッサ
軟骨無形成症の影響で極端に体が小さい人。
着ぐるみに入ってテレビ番組に出演しています。
テレビ番組は高視聴率を得ていますが、バネッサは「人気なのはわたしが着ぐるみに入っているキャラクターであって、わたし自身では無い」ということに気づいています。
「独りでいるのはイヤ」と体外受精に成功。
お腹の中の子に軟骨無形成症が遺伝していると知りますが、妊娠をそのまま継続します。


●アナ
顔の左側の皮膚だけが大きく垂れ下がっている人。
艶やかな黒髪のロングヘアがうっとりするほど美しい。
「わたしは普通」「手術はしない」「外見に意味はない」と考えています。
大金を拾ったギリェに「お金を持ち主に返したら?」と勧める良識人です。


●ギリェ
全身にひどい火傷を負っている人。
アナの恋人。
アナとは対照的に、いつも外見を気にしており、美男になるための再建手術を夢見ています。
大金を拾いますがそれを警察に届けることなく、手術費用の足しにしてしまいます。


●エルネスト
変わった外見の女性しか愛せない人。
母親にそのことを責められ、アナにも振られ、自殺を考えた矢先、サマンサに一目惚れして自殺を思いとどまります。


● クリスティアン
「人魚になりたい」と両脚の切断を試み続ける人。
両脚には、自らカッターで幾度も切りつけた痛々しい傷跡があります。
そのことで母から「出来損ない!」と叱責され、追い詰められた末に、たまたま通りかかった車(運転していたのはサマンサ)に自分の両脚を轢かせるという行動に出てしまいます。
彼がそこまでしたのは父恋しさゆえでした。


●クラウディア
シモンの妻であり、クリスティアンの母。
なぜ夫が行方不明になったのか、なぜ息子が「人魚になりたい」と切望しているのか理解出来ず苦しみます。
「お父さんに会いたい」と言ったクリスティアンを罵倒。
クリスティアンの元へ駆けつけたシモンに「なぜあなたは出て行ったの?子どもが要らないなら堕ろしたのに」と尋ねるなど、もしクリスティアンが聞いたら超ショックな言葉を発してしまうあたり、きっと今までもこの調子でクリスティアンにもこういった言葉を感情のままに浴びせてきたのでしょうね。


●???(名前は不明)
サマンサをつけ狙う二人組。
いかにも「俺たちは普通だけどこの女は普通じゃない」という態度ですが、この人たちだって普通じゃありません。
特徴的な見た目の女性にしか興味を持てない性的嗜好なのか、誰かを馬鹿にしたり傷付けたいというクズなのかは分かりませんが、その両方なのかもしれません。
彼らはサマンサをレイプし、二人のうち一人はサマンサの口(なんと歯もちゃんと付いています!)に性器をガブリと噛まれて悲鳴をあげます。
サマンサがこの二人に強いられた恐怖や苦痛に比べたら、噛まれるくらい大したことはないでしょう。
噛みちぎられてしまえ。



以上、わたしなりの解釈に基づいて登場人物紹介をしてみました。

誰か一人でも共感出来そうな人がいたら、是非この映画を観ることをおすすめします。

ただし、一人で観てください。

性的なシーンが多いので、もし家族や友人との団欒タイムに観てしまうと、かなり気まずい沈黙が流れること間違い無し。

この映画のテーマから言って、「ありのまま」を描くために裸を映す必要性はあるのですが、女性は胸をがっつり露出していますし、男性もモザイク無しで下半身をもろに出しているので、よほど何でも話せる相手とでなければ一人で観ることをおすすめします。

この映画が扱うテーマそのものは重いのに、ごく淡々とストーリーが描かれることや、登場人物たちの家や職場に使われるピンクやパープルといったパステルカラーの色使いも素敵なので、観賞後は不思議と軽やかな気分になれるから不思議。

そしてわたしはやっぱりラウラが一番好き。

わたしの母がクラウディアのような人なので、わたしが一番共感するのはクリスティアンなのですが、だからこそクリスティアンを見ているのは辛いです。

もしクリスティアンと出会えたらきっと友達になれたと思うのですが…。

ラウラはラウラで辛い人生ではありますが、とても綺麗。

体のどこかが欠損していても美しい人は美しいのだな、と気づかせてくれます。

ラウラは他人から様々な目に遭わされても尚、他人を拒絶することはせず、「誰かに一方的に触られるだけじゃなくて、わたしも誰かに触れてみたい」と願ったから。

誰だって人と繋がるのは勇気の要ること。

関われば関わるほど愛憎が募ったり、傷ついたり傷つけられたりもします。

けれど、ラウラはそれを恐れず、自ら人と触れ合おうとしている。

これまでの人生で色々と辛いことがあっただろうけれど、それでも人への関心を失っておらず、自分から手を伸ばすことが出来る。

真に美しい人だと思います。
監修…紫月香帆、平林亮子『神さまが教える お金を引き寄せる教科書』
・自分の財布にいくら入っているか把握していない
・好きなものは我慢しない
・「余ったら」という成り行きで貯金している

といった感じでお金が貯められない人におすすめの本。

結婚・妊娠・出産・子育て・マイカーやマイホーム購入・老後といった様々なライフイベントごとにかかる金額の相場、家計簿のつけ方、給与明細の見方、税金や年金の仕組みなどについて、イラストや漫画を使って分かりやすく教えてくれます。

なお、P111には、立て続けに同世代が結婚する20〜30代はいつ結婚式が重なってもいいように臨時支出用の特別費を高めに設定しておくと安心、ということが書かれています。

わたしもそういえば若い頃、少ない給料をやりくりして友達の結婚祝いや出産祝いのためにお金を貯めていたなぁ…としみじみ思い出しました。
ステージ脇で春物のおしゃれ着が「冬物のおしゃれ着の出番がついに終わったわ。これからはわたしが主役よ!」とワクワクしながら出番を待っていたら、

舞台監督から「悪いんだけど待機しててくれる? いつまで待つかは誰にも分からないんだけど」と謎の指示をされ、

春物のおしゃれ着が「え? わたしの出番はいつ?」と戸惑いつつもジッと待っていたら、

後からやって来た夏物のおしゃれ着が「残念だったわね。もう5月もなかば。これからはわたしが主役よ。脇役としてならあなたの出番もあるかもね」とニヤリと笑ってステージへ上がろうとすると、

舞台監督に「何言ってるの? 君も待機だよ。秋物のおしゃれ着の出番があるかどうかすら、誰にも分からないんだよ…」と夏物のおしゃれ着も止められる。

服を擬人化したストーリー仕立てにすると、今年ってこんな感じですよね…。

旅行も、遊びのための外出も出来ず、出勤や食料品の買い出しといった最低限の外出しか出来ないから、おしゃれ着の出番も当然少なくなります。

仕事中は制服を着ていますし、家の中ではくつろぎたいから部屋着ばかり。

イメチェンしようと思い切って、わたしは昨年末の冬〜今年の春のはじめにかけて色んなショップでおしゃれ着を購入していたのに残念です。

でも、命にはかえられませんからね…。

安易に出歩いて、自分が新型コロナウイルスに感染したり、周りの人に感染させるわけにはいきません。

したがっておしゃれ着の出番は0!

遊びの予定も0!

旅行の予定も0!

友達や親戚の結婚式も0!

春物及び夏物のおしゃれ着には「来年こそはきっとあなたの出番が…」と謝るとして、せめて秋物のおしゃれ着の出番が今年中にありますように!

そして出来ればせめて夏物のおしゃれ着にも出番がありますように!
見事に大 失 敗!

でございます…。

言い訳はいたしませぬ…。

3月の読書量は63冊。

4月の読書量は77冊。

合計140冊。

目標は200冊だったので、達成率はわずか7割。

近隣の図書館全てが休館だったとはいえ、近所に住む友達にも本を貸してもらっていたのに(直接会わずに、ポストを使って本をやり取りしておりました)、我ながらなんと不甲斐ない!

友達に「せっかく本を貸してもらっていたのに…」と正直に結果報告をしました。

すると、友達が「本を読むリズムが出来てきたのに、今やめたら勿体ないよ。続けたら? どうせ外出自粛期間も延長になったことだし」と言ってくれました。

おお、心の友よ!

心の友から励ましをもらったので、今回のチャレンジは大失敗に終わったものの、新たに、

「5月中に100冊以上読破」を目標にしたいと思います。

今度こそ目標達成したいです!

近隣の図書館全てが相変わらず休館延長となりましたが、書店で購入したり、電子書籍を利用するなど、色々工夫して本を入手しようと思います。

仕事や家事や運動なども大事なので、沢山の本を読むのが良いこととは限りませんが、わたしはとにかく自分の頭の悪さに不甲斐なさを感じてばかりなので、本を通して様々なことを学んでいこうと思います。
著…佐々木拓巳『似合うが見つかるヘアアレンジの法則』
「自分は不器用だからヘアアレンジなんて出来ない」と思っている方にこそおすすめしたい本。

難しいことが出来なくても、どうすればお洒落に見えるかというポイントを理解して、髪をドライヤーで乾かす時やセットをする時などにほんの少しでも意識すれば、印象をかなり変えられます。

ポイントは骨格別の「分け目」「おくれ毛」「前髪」。

トップの髪の毛にボリュームを持たせて、分け目をぼかす。

顔周りの髪にゆるいカールをつけたり、細めの毛束を少しずつ引き出したりして、ニュアンスのあるおくれ毛をつくる。

正面だけではなく斜めや横から見た時のバランスも意識しながら、前髪にも隙間を作ったりカールをつけるなど動きを出す。

こうしたポイントが分かっていれば、一つ結びでも可愛くなります!

この本には、「分け目」「おくれ毛」「前髪」が可愛く出来ているかいないかの比較写真や、スタイリング剤の上手なつけ方、髪の乾かし方などが載っているので、コツが分かりやすいです。

骨格や髪質によっても似合う・似合わないがあるので、まずP42〜43の骨格チェックやP56〜57の髪質チェックを読んでみてください。
『エンシェールズカラーバター』の「アッシュミルクティー」と「925シルバー」と「クリアクリーム」を使用した感想
『エンシェールズカラーバター』の「アッシュミルクティー」と「925シルバー」と「クリアクリーム」を使用した感想
『エンシェールズカラーバター』の「アッシュミルクティー」と「925シルバー」と「クリアクリーム」を使用した感想
二か月以上前に美容室でヘアカラーをしてから一度も美容室に行っていないので、髪の色がだいぶ抜けてしまいました…。

黄色っぽくなっているところ、オレンジ色っぽくなっているところ、赤色っぽくなっているところなど、我ながら「めちゃくちゃだな」と逆に感心します。

「ほったらかしにされてかわいそうな髪の毛」という表現がぴったりな感じ。

だから、今、モーレツに美容室へ行きたいのですが、万が一わたしが知らず知らずのうちに新型コロナウイルスに感染していて美容室やその往復中のどこかでクラスターを発生させたら大変!

そこで、自宅でカラーバターを使って染めてみることにしました。

カラーバターはカラートリートメントのことです。

あくまでも中身はトリートメントなので、「一回で大成功!」はしません。

しかし、「一回で大失敗!」もしないのが、カラーバターの良いところ。

真っ平らな状態よりは、まるでスプーンですくった後のアイスクリームみたいに変化をつけた方が、色のニュアンスが伝わりやすいかも…と思って、スプーンを使い、こんな感じにして写真を撮ってみました。

どの写真も、全て同じ日(今日)、同じ時間帯(昼間。ちなみに快晴)、同じ場所で、iPhoneに元々入っているカメラと自然光を使って撮影してみました。

分かりやすいようにアプリで文字入れはしましたが、明るさやカラー調整などは一切していません。

しかし、今、夜になってから写真を見たら、気泡っぽいものが入っていることに気づきました…お見苦しいですが、少しでもどなたかの参考になれば幸いです…。

〈画像1枚目〉
「アッシュミルクティー」のみ

〈画像2枚目〉
「925シルバー:1」
「クリアクリーム:1」
「アッシュミルクティー:10」
の割合で混ぜたもの

〈画像3枚目〉
「925シルバー」のみ

なお、「クリアクリーム」は文字通りクリアなので、「クリアクリーム」のみの画像は省略します。
よくご家庭にあるような白いトリートメントをイメージしてください。
「クリアクリーム」を使って、カラーバターの色味をお好みで調整します。
「クリアクリーム」ではなくご家庭のトリートメントを代用しても良いらしいです。

わたしの場合、今回は、

髪の毛先については「アッシュミルクティー」に「クリアクリーム」を少し混ぜたもの、

中間は〈画像1枚目〉の「アッシュミルクティー」のみ、

根元近くは「925シルバー」に「クリアクリーム」を少し混ぜたもの、

根元は〈画像3枚目〉の「925シルバー」のみ、

髪の内側には〈画像2枚目〉のようにそれぞれを混ぜたもの、

を塗ってみました。

30分ほど放置。

すると、ヘアカラーをした時のような劇的な変化は無いものの、「ほったらかしにされてかわいそうな髪の毛」から「まあまあかわいそうな髪の毛」くらいにはなった…と思います!

わたしのbeforeの状態は「ブリーチをしていない明るい茶髪」だったので、「カラーバターってブリーチをしていない人にはほとんど発色しないはずだけど、気休めにでもなればいいや」と思っていたのですが、意外といい感じにafterは髪色を落ち着けることに成功しました。

当初は「ブルーやパープルも混ぜてみようかなあ」とも思ったのですが、平常時は万が一失敗しても美容室へ駆け込めますが、今は駆け込めないので、超無難!な感じにしてみました。

新型コロナウイルスが落ち着くまでは、極力「STAY HOME」を徹底したいので、しばらくはカラーバターで対応します。

1 2 3 4 5 6 7 8 >

 

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索