わたしはいつも通勤途中に消防署前を通りかかります。

消防署近くのお宅が飼い猫(ハチワレちゃん)を放し飼いにしており、わたしは通勤途中によくその猫とすれ違います。

ハチワレちゃんは時々頭を撫でさせてくれるので、長年飼った愛猫を亡くしてペットロスのわたしに癒しタイムを与えてくれています。

放し飼いはあまり良いことではないけれど、地域で親しまれている猫です。

さて、今朝いつも通りわたしが消防署前を通りかかると、消防署員さんたちがいつも通り消防署の前で整列して朝礼をしていました。

敬礼している消防署員が一人、二人、三人、四人、五人、六人…ん?

ニャんということでしょう!

六人目と七人目の間に、ハチワレちゃんが座っているではありませんか!

ハチワレちゃんは敬礼していないけれど、何だかかしこまった表情で朝礼に参加していました。

猫なのに猫背ではなく、ピシッと背筋を伸ばしていました!

消防署員さんたちはポーカーフェイスだったけれど、内心では笑うのを我慢していたかも!

まさに笑ったらアカン警察…。

いや、笑ったらアカン消防署!

わたしはその最高のシャッターチャンスを見て、物凄く写真を撮りたかったです。

けれど、消防署員さんたちに写真撮影の許可を取ろうとにも皆さん朝礼中だから邪魔出来ないし、わたしは通勤途中だし、その場にたまたま通りかかった知らないお姉さんたちと共に「猫が!」とひとしきりニヤニヤした後、後ろ髪を引かれる思いでその場を立ち去って職場へ向かうことに。

ああ、またあの光景を見られますように!
『インスタント・ホテル』シーズン1の感想
オーストラリアが舞台のテレビ番組。

Netflixオリジナル作品。

自宅を旅行客にホテルとして貸し出す、通称「インスタントホテル」を営む人たち同士が、お互いのホテルに泊まり合って審査し合い、やがては優勝者を決めるという内容です。

主な採点基準は、

・家の外観やインテリア
・周りの観光地なども含む立地
・睡眠の質
・価格に見合う価値があるか

という4つですが、出場者たちには一人一人違うこだわりがあり、

「虫がいるなんて最悪!」

「枕がポリエステルだなんて!羽毛枕こそ至高!」

「清掃が行き届いていない!」

「ホテルの売りとなっている地名に偽りありだ!」

などなど、忌憚のない意見が次々と飛び出してきます。

わたしはインスタントホテルを営む予定は全く無いのですが、この番組を観ていてとても勉強になりました。

友人や親族が我が家に泊まる機会は時々あるから。

わたしはこの番組を観ながら、「お洒落なインテリアにするお金は無いけれど、泊まる人の気持ちを考えて、せめて清潔を第一に心がけよう…」と考えさせられました。

色んなホテルが出てきて、どれも素敵なところとガッカリするところがあるのですが、ガッカリする理由の多くを占めるのが不潔さですから。

特にわたしは、日頃ちっとも洗ったり磨いたりしていないんだろうなと思わせる汚い調理器具を置いているホテルに衝撃を受けました。

そこは物凄い豪邸なのですが、中身がこれでは台無し…。

逆に、決して広大とは言えない敷地の中に、持ち主の趣味の品々がこれでもかと言わんばかりに詰め込まれているのに、少なくとも画面越しには清掃が行き届いている印象を受けるホテルもあり、わたしは自分なら豪邸よりもそこに泊まりたいなと思いました。

インスタントホテルは、独立したホテルとして営業しているところとは違い、自宅兼ホテルであるが故に、持ち主の趣味や人格やライフスタイルが随所にハッキリ現れてしまうので、ホテルに対して辛口コメントをされると、持ち主がまるで自分自身を否定されたみたいに傷ついた顔をするのが、観ていて気の毒でした。

逆に、褒められるとみんな大喜び!

みんなの表情を見ながら、もしわたしが自宅でインスタントホテルを始めたらどんなことを言われるんだろう…と、つい想像して冷や汗をかきました。

なんて恐ろしい番組…!

また、この番組は、泊まる側だけが泊める側を審査するのではない、というのもポイント。

チェックアウト時までにきちんと後片付けをしたか?という視点で、泊める側が泊まる側を審査するのも見どころの一つ。

わたしも出張や旅行などでホテルや旅館を利用する際、マナーを守って綺麗に使い、片付けてからチェックアウトしなければ…と改めて考えさせられました。
監修…独立行政法人国民生活センター『ここまで巧妙ならみんなだまされる!悪質商法のすごい手口 知っておきたい被害の実態と対処法』
世の中に蔓延る様々な悪質商法の手口について、引っかかってしまう前に知っておこう、という本。

「自分は騙されない」と根拠のない自信を持っている人にこそ読んでほしいです。

「自分は若いから大丈夫」「一人暮らしではないから狙われない」「自分にはお金が無いから業者は寄って来ない」などと油断するのは大きな間違い。

人を騙そうとする人は、ちょっとした不安や、「貰わなきゃ損」「買わなきゃ損」といった欲に、あの手この手でつけこんでくるから。

見るからに怪しい人ではなく、公的機関や優しそうな人を装って信用させたりするから、尚更たちが悪い。

「無料で点検する」と言って入り込んで高額な料金を請求したり、インチキな検査をして見せて「あなたの体が心配」と親身になっている風を装って健康食品まがいのものを売りつけたり。

なお、この本は、「騙された!」と気付いても、恥ずかしくて、詐欺被害にあったと誰にも打ち明けられない人の心理にも触れています。

周りの人が被害にあった時、「騙される方が悪い」などと責めずに、力になってあげられる人が増えて、また、騙される人の数も減りますように。

本当は、騙す人の数が減れば一番良いのですが、残念ながら世の中にはけしからん輩が沢山いますから…、まずは「騙されない」ことを目指しましょう!
メイベリン『ファッションブロウ パウダーインペンシル』
眉毛を描く、というのは、簡単そうでいて実はとても難しいことです。

眉毛次第で顔の印象はガラリと変わってしまうから。

一時期ブームになった困り眉や平行眉の流行が落ち着き、今は適度な太さとナチュラルな形のふんわり眉が主流。

この「ふんわり」がクセモノで、丁寧に描かないと単に太くて野暮ったいだけの眉毛になってしまい、お洒落感0に。

このメイベリンのペンシルは、パウダーのふんわり感とペンシルの描きやすさをいいとこ取りした感じで、とても描きやすいです。

ペンシルの中にはいちいち削らないといけないタイプの物もあるのですが、このペンシルの場合は繰り出すタイプなので削る手間がかからないし、描く時に全く痛くない柔らかさがあり(かといって途中で折れたりしない)、いつも芯の形が三角にキープされているので、眉頭だけでなく眉尻も簡単に描けます。

三角芯の面の部分で眉頭や眉全体を、角の部分で眉尻を描きます。

極細ラインを描くのには向いていないので、眉尻をシャープに描きたい!という方にはこれとは別のリキッドタイプのアイブロウを探すことをおすすめしますが、ナチュラルな仕上がりにしたい人にはおすすめのアイブロウです。

カラーバリエーションが沢山あって、

BR-1 自然な濃茶色(ダークブラウン系の髪色の人向け)
BR-2 自然な茶色(ナチュラルブラウン系の髪色の人向け)
BR-3 明るい茶色(ライトブラウン系の髪色の人向け)
BR-4 黄味のある明るい茶色(イエローブラウン系の髪色の人向け)
BR-7 グレー系の茶色(アッシュブラウン系の髪色の人向け)
BR-8 ピンク系の茶色(ピンクブラウン系の髪色の人向け)

といった感じで自分の髪色に合わせて選べるし、他にも限定色が存在するそうです。

なお、わたしはBR-3を使用しています。
わたしがアッシュ系の髪色にカラーリングしたのが2か月前…。
ふっ、2か月も経てばアッシュのアの字もナッシングですよ!
すっかり色が抜けてしまったので、近々カラーリングし直しますが、アッシュを入れ直したとしてもBR-3の色味ならよく馴染みそうな気がします。

とても気に入っているのですが、減りが早いことだけが残念。

しかし、描きやすさと、朝描いた眉が夕方になっても落ちていない持ちの良さを考えると、今後もリピート買いしていきたいと思います。
ショックです。

85歳という年齢からいって、いつ亡くなってもおかしくなかったとは言え、ショックです。

メディアを通して知る限り、ここ数年さすがに老け込んできてはいましたが、精力的に活動を続けているので、わたしは「長生きしてこれからも美を生み出し続けて欲しいなあ」と思っていたので、ショックです。

最近体調を崩している、と知り、心配していたのですが…。

わたしはカールのSNSを今日見て、カールが2月19日にお亡くなりになっていたことを知りました。

指という指にクロムハーツの指輪を嵌め、コーラをこよなく愛し、いつもサングラスをかけて白髪を束ねてグローブを着けてハイカラーのシャツを着て黒いスーツで決めるという長年変わらぬファッションスタイルを続け、痩せたモデルを起用し続けたため世間から批判を浴びまくりながらも「太ったモデルは美しくない」と痩せたモデルの起用を貫き続け、シャネルにフェンディにカール・ラガーフェルドにと多くのブランドを手がけてモード界の皇帝と呼ばれ、友人の飼い猫に惚れ込んで自分の猫にして猫専属のお世話係を2名付けたり(愛猫シュペット)、サラサラサラッと美しいスケッチを描いたと思ったら惜しげも無くポイッと投げてしまい、集めに集めた本が自宅で雪崩を起こす、などなど個性的なエピソードが語り尽くせないほど沢山あるカール。

彼のデザインするあらゆる物が美しかったです。

サラサラサラッとまるで魔法のようにスケッチに描き出されるデザインは、優雅でありながらも、決して古臭くなく、常に時代の先を行くような洗練された美しさがありました。

お亡くなりになったのはとても寂しいですが、パリの病院で最期を迎えた、というのが彼らしいです。

こよなくパリを愛していましたものね。

これからは天国をより美しくしていくのでしょう。

天国で天使のお洋服をデザインするかもしれません。

そうだったら素敵だなぁ。

天国にも大好きなiPhoneを持って行けますように。

コーラも。

彼自身はかつて「追悼されるのなんてまっぴらだ。死んだら消えるのが一番さ」と言っていたのですが、ファンの一人としてやはりその死がとても悲しいので、今夜わたしは追悼の意味を込めて、彼が愛したコーラを飲みながら、彼の仕事を描いた映画や、シャネルやフェンディのコレクションの舞台裏を描いた動画を観て過ごしたいと思います。

彼は「葬式で自分の死体を誰かに見られるなんてゾッとするよ」とおっしゃっていたのですが、元気な頃をファンが映像で観る分には許して下さるのではないかと。

なお、同じくコーラ片手に追悼したい方のために、現在HuluとNetflixで配信されているカール関連の動画をわたしのおすすめ順にリストアップします。

●『サイン・シャネル カール・ラガーフェルドのアトリエ』
Huluで配信中。
2005年の作品なので、元気なカールの姿が見られます。
この頃は不死身に見えました。
カールのデザインをもとに、シャネルのアトリエで働くお針子さんたちや外部の職人たちが協力し合いながらオートクチュールを仕立てていく様子を描いたドキュメンタリー。
なんやかんやトラブルが発生して、みんなでやいのやいの言いながら働いていても、みんながカールのセンスを尊敬しているし、カールもまたお針子さんたちや職人たちに敬意を持っているのが伝わってくるドキュメンタリーです。
カール亡き後のシャネルの後継者として指名されたヴィルジニー・ヴィアールもちらっと出てきます。
以前わたしが書いたこの作品の感想はこちら→https://20756.diarynote.jp/201810082211484810/

●『カール・ラガーフェルド スケッチで語る人生』
Huluで配信中。
2012年の作品なので、まだまだ元気なカールの姿が見られます。
カールが自身の人生を振り返るドキュメンタリーです。
彼が喋りながらスケッチを描く映像が延々と映し出されて、特に派手な演出は何も無いので、ファッションに興味が無い方には退屈かもしれませんが、彼の美学、周りの人々に対する彼の観察力の凄さ、そして愛猫シュペットへの愛にも驚かされます。
以前わたしが書いたこの作品の感想はこちら→https://20756.diarynote.jp/201808060024252969/

●『本番まで、あと7日 エピソード5. シャネル: ファッションショー』
Netflixで配信中。
2018年の春夏オートクチュールコレクションの準備をする人々の姿を中心に、ごく近年のカールの姿を見られます。
この頃にはさすがに体が辛そうですが気力は衰えず。
アトリエで働く人たちのファッションも見どころの一つ。
機能的でありながらもお洒落。
『サイン・シャネル カール・ラガーフェルドのアトリエ』に出てきた人たちが登場するので、そちらを先に観てからの方がおすすめです。
コレクション会場が庭園なので、モデルさんたちが花の妖精みたいに見えるし、カールが「仲間に恵まれた」と言って締めくくるのが素敵。

●『フェンディbyカール・ラガーフェルド コレクション前夜』
Huluで配信中。
『サイン・シャネル カール・ラガーフェルドのアトリエ』ほどカールとスタッフとの密な交流はありませんが、ミラノコレクションの裏側で働く人たちの仕事を見ることが出来て目の保養になります。
締切に追われていても、みんな表面上はあくまで優雅なのが、白鳥のよう。

●『ファッションが教えてくれること』
HuluとNetflixで配信中。
VOGUEのアナ・ウィンターとグレイス・コディントンを中心に、VOGUEの2007年9月号が出来上がるまでの様子を描いたドキュメンタリー。
開始5分でチラッとカールが登場します。
アナとカールが笑い合う姿って、今までよく見かけたけれど、もう見られないと思うと寂しいです。
原作…志名坂高次 作画…粂田晃宏『モンキーピーク』1〜9巻の感想
※注
以下のレビューにはネタバレが含まれています!




薬害疑惑のある製薬会社の社員たちが、会社の変革に向けて団結すべく、登山を始めるところからスタートする漫画。

この登山は、単なる会社のレクリエーションの一環のはずでした。

目的地まで登ったら、テントを張って休み、夜が明けたら下山して、また日常生活が送れる…はずでした。

突然現れた巨大な猿がナタで社員たちを惨殺し始めるまでは。

全員、携帯電話を担当者(既に死亡)に預けており、みんなの携帯電話を入れたはずの袋が消えてしまったため、外部との連絡手段が全くありません。

遺体を見つけた社員たちは動揺しながらも何とか下山しようとするけれど、偽の標識にまんまと騙されて、道に迷い、また猿に殺されます。

社員たちはパニックになってお互いを巻き込む形で階段から落ち、怪我人も死者も続出。

二手に分かれて助けを呼ぼうと試みるけれど、その間も猿は容赦なく襲撃してきます。

主人公・早乙女(営業)と安斎(法務)が襲われている社員たちを助けようと駆けつけるけれど、間に合わず。

早乙女と安斎が目にしたのは、逃げようとして背中を切りつけられた人や、怪我をして動けなかった人や意識の無かった人まで殺された凄惨な現場…。

早乙女と安斎が二人掛かりで猿に反撃するけれど、人間以上に大きなこの猿はビクともせず。

社員たちは猿から逃れるため、山小屋を目指して必死に歩き続けるけれど、どんどん水が残り少なくなっていき、食料も無く、不安と苛立ちも募っていきます。

それでも、社長がしっかりとリーダーシップを発揮してくれたので、みんながバラバラになることはありませんでした。

みんな慣れない登山で心身ともに疲れ、脱水症状になりながらも、どうにか山小屋まで辿り着きますが、山小屋にあった水を猿に捨てられ、社長が猿に弓で射られ…、どんどん人数が減っていきます。

猿は槍まで持って襲ってきました。

ナタ。
弓。
槍。

ここまで武器を器用に使うとなると、単なる「巨大な猿」ではないことが明白になってきました。

猿の格好をして誤魔化してはいるけれど、その一部の中身は人間。

そこにあるのは、社員たちに対する「殺す」という強烈な意思。

「威嚇する」でもなく、「怪我をさせる」でもなく。

目的は「殺す」こと。

猿の正体は人間なのか?

だとしたら誰が何のために自分たちを殺そうとしているのか?

それがハッキリしないまま、みんな「この中に実は猿の仲間が居て、猿の手引きをしているのでは?」とお互いを疑うようになっていきます。

社長亡き後、リーダーシップを発揮するようになった安斎のやり方を気に入らない者もいます。

猿だけでなく、滑落する恐怖、疲労、睡眠不足、脱水症状、ハンガーノック、低体温症、凍傷、更に不運なことに風や雨や雷までもが襲ってくる中、お互いを信頼しきれないのは非常に辛いものがあります。

やがて、猿が一匹だけではなく、複数いることが判明。

猿の正体が猿の格好をしたただの人間である場合もありますが、別格の、まるで魔物のような猿の存在も明らかになり、事態はどんどん絶望的になっていきます。

こうした極限状態を描いたサバイバル系の漫画は世の中に沢山ありますが、わたしはこの漫画を読みながらまるで歴史の本を読んでいるかのような気分になりました。

「これくらいの山ならへっちゃらでしょ」と山を甘く見る者。

他の者をあからさまに足手まとい扱いして馬鹿にする者。

危険と分かっていながら、誰かを助けに行こうとする者。

毒物が混入されているかもしれない食べ物を、自分が毒味する、と志願する者。

怪しい行動をとった者を容赦ない拷問にかける者。

どさくさに紛れて殺人を行い、猿の仕業であるかのように見せかけようとする者。

仲間を助けるため、猿と刺し違えてでも猿を殺そうとする者。

弱い立場の者をうまく騙して利用しようとする者。

偶然現れた登山者がせっかく電話を持っていたのに、正常な思考が出来ず、貴重なその電話を奪い取って放り投げてしまった者。

全員で平等に分けるべき飲み物を盗む者。

自分の罪を他人に着せる者。

足手まといの者を盾にして自分は助かろうとする者。

生き残るため、死者から持ち物を奪う者。

爆弾を作り、猿と共に自爆することで、仲間を助けようとする者。

自分の行いを「絶対正義」と正当化する者。

誰かを囮にして自分だけ助かろうとする者。

どんなに極限状態に追い込まれても、互いに助け合おうとする者。

生き残ることよりも猿への敵討ちを優先する者。

復讐とは無関係な、何の罪もない登山者や、救助にやって来た人たちを、自分の計画を遂行するために殺す者…。

この漫画の舞台は山だけれど、この山で行われている人間模様は、これまで地球上で人類が幾度となく繰り広げてきたことと同じ。

人間の正の部分と負の部分を両方見せつけられます。

この漫画にはレイプや子殺しが出てこないことがせめてもの救いですが、登山メンバー次第ではそういう状況にも成り得たかもしれません。

それでも山は人間の行いをただじっと見つめ続けるのでしょう。

けれど、人類の中には、この漫画の早乙女たちのように、どんな窮地においても善良であり続ける人たちが存在しており、そのおかげで今まで人類は絶滅を免れてきたのだろうな…、とわたしは早乙女たちの言動を見ながら思いました。

刺し違えてでも敵を倒そうとする若者たちの姿には、不謹慎かもしれませんがわたしは特攻隊の若者の姿を重ねずにはいられませんでした。

また、おそらく当初、この登山計画は薬害をもたらした社員たちへの復讐のため猿側の人間が計画したものだったとしても、偶然山にやって来ただけの登山者たちや、救助隊、警察など、薬害に全く関係のない人たちをも殺戮して、どんどん被害を拡大させて、もはや猿側からしても収集がつかなくなっていく描写が、第二次世界大戦でどんどん追い詰められていく日本の姿と重なりました。

なんてむごい。

誰かが自分の命を犠牲にしなくても、争わずにいられて、みんなで笑って暮らせる世の中に出来たらどれほど良いでしょう。

そうして沢山の若い命が散っていっても、この漫画のように訳も分からぬまま命を奪われる人は、現実世界でもちっともいなくなっていません。

毎日ニュースを見ていると、毎日どこかで誰かが誰かを殺しているし、この漫画の中だって、誰かが命がけで猿を倒しても、また別の猿が現れてまた誰かを殺します。

この漫画が現実と重なって見えて、読んでいるととても辛いですが、登場人物たちがせめて一人でも多く生き残ってくれることをわたしは願います。

なお、この漫画は現在、単行本が9巻まで発売されたばかり。

10巻以降の発売が早くも待ち遠しいです。

登山初日のメンバーは40人居たのが、9巻現在において生き残りはたったの8人…。

しかもその8人の中には猿の仲間がいます。

どうにか早乙女たちに救われて欲しいです。

もし全滅なんてしてしまったら、まるで命がけのバトンを繋ぐかのように犠牲となっていった人たちが報われないから。
今回のドラァグレースのお題は、ジュディ・ガーランドに敬意を込めて、かつてジュディが演じた『オズの魔法使い』をイメージしたもの。

ドロシーにとって、トトの存在は心の支え。

同じように、ドラァグクイーンたちにも大切な人たちがいます。

今回のお題は、「大親友、恋人、配偶者のいずれかを華麗なドラァグクイーンに変身させ、ジュディの曲でパフォーマンスをすること」!

ドラァグクイーンたちは、ドラァグレース中は外部との連絡を断たなければならないので(このルールに違反したウィラムというドラァグクイーンが失格になったことがあります)、みんなこのお題のおかげで大切な人と久しぶりに会えて大はしゃぎ!

最高の笑顔を見せる人、「オーマイガー!」と叫ぶ人、涙ぐむ人、キスする人、抱きしめる人、などなどリアクションは様々。

映画を一本撮れそうな友情エピソードを持っている人たちもいて、彼らの絆の強さを感じさせます。

その中で、わたしは特に、マニラ・ルゾンとその夫マイケルの様子がとても印象的だと思いました。

わたしはマニラのSNSをフォローしているので、マニラが新婚さんであることは以前から知っていたのですが、マイケルが登場した瞬間から、マニラの表情が明らかにとろけているのを見て、わたしは思わず「マニラ可愛い!」と呟いてニッコリしてしまいました。

マニラとマイケルはしょっちゅう見つめ合い、ボディタッチしています。

その様子から、お互い離れがたいんだな、ということが伝わってきます。

さすが新婚カップル!

ラブラブ!

ごちそうさま!

マニラが窮地に立たされると、マイケルは目に涙をいっぱいためて心配するし、マニラが落ち込んでいると、マイケルがマニラを抱き締めて「君が勝者だ」と慰めます。

そして二人はキス!

愛し合っていることが画面越しにひしひしと伝わってきて…、本当に素敵。

世の中には同性のカップルを悪く言う人もいて、勿論それはそれで一つの価値観だから否定してはいけないのだけれど、わたしは、好きな者同士が「同性だから」という理由で引き裂かれることなく、付き合ったり、結婚出来て、結婚してからもデートをごく自然に楽しんだり、お互いの家族や友人たちと交流し合えたらいいなと思います。

誰かを愛して、しかもその相手からも愛されるなんて、物凄い奇跡だから。

そんな素敵なカップルを引き裂くような野暮な世の中ではいけないと思います。

今までの世の中がそうであったとしても、これは変わらないといけないし、世の中は既に変わりつつあります。

性別に関係なく、恋愛や結婚をしたくない人は「しない」という選択をごく自然に出来て、逆に恋愛や結婚をしたい人は「したい」という選択をごく自然に出来る、みんなが自分らしく生きられる世の中にしていけたら素敵だなと思います。

そんなことを、マニラとマイケルの仲睦まじい様子を見ていて、わたしはしみじみと考えました。

末永くお幸せに!
著…北健一『電通事件 なぜ死ぬまで働かなければならないのか』
高橋まつりさんが身を投げたこと、そして、その遺書の内容は、今もなお衝撃的です。

自殺というと、よく、「命を粗末にして…」と眉をひそめる人や、「職場から逃げれば済んだのに」と言う人がいます。

ところが、高橋さんの職場での異常な労働状況を知ると、高橋さんが死を選んだというより、死に追いやられたのだ、ということがうかがえます。

ずーっと職場で働いていたのですから。

ずーっと。

ずーっと…。

睡眠時間はごくわずか。

休息を取れないと、人間の心のバランスはあっという間に崩れます。

真面目で努力家であればあるほど、職場からバックレるなんてことは出来ず、つい頑張ってしまいます。

頑張って、頑張って、なおも職場の人間からは罵倒され、更なる残業を求められ…。

高橋さんの遺書には「大好きで大切なお母さん」「ありがとう」「お母さん、自分を責めないでね。最高のお母さんだから」という言葉が綴られています。

極限状態になろうとも、最後の最後まで家族への気遣いを忘れなかった高橋さんの心情を想像すると泣けてきます。

ところが、高橋さんに限らず、死に追いやられる労働者は沢山います。

この本は、電通も含めて、過酷な労働を強いる職場の数々、その職場環境が労働者に与える心身への危険について訴えています。

ある人がインタビューで語った、

「これから人口が減っていくのに、このサービスと社会のあり方を続けてたら、そりゃ破綻しますよね」
(P59から抜粋)

という言葉が読み手の心に刺さります。

がむしゃらに頑張る「誰か」に過酷な量の仕事をさせてどうにか成り立ってきた社会が、その「誰か」の数が少なくなったら、立ち行かなくなるのは明らか…。
ドライヤーの買い替えを検討中です
わたしはPanasonicの「ヘアードライヤーナノケアEH-NA92」(画像参照)を、2010年4月に発売された当初から、2019年2月現在まで愛用し続けています。

時々、出張先のホテルなどで他のドライヤーを使うと、部屋の乾燥や水道の水の質といった環境の違いも影響しているとは思いますが、髪の毛がバサバサになってしまうことがあるので、いかにナノケアのドライヤーが素晴らしいか実感してきました。

ところが、さすがに9年近くも使っていると、だんだん風量が落ちてきてしまいました。

壊れるまで使い続けるつもりですが、問題は壊れたらその後どうするのか? ということです。

自然乾燥は髪の毛にも頭皮にも良くないので、ドライヤーの無い生活は考えられません。

そこで、わたしは今、愛用中のドライヤーがついに役目を終えた後、どんなドライヤーを使うべきか情報収集を行っています。

美容室で美容師さんに質問したり、髪の綺麗な友人におすすめのドライヤーについて聞いたり、美容雑誌や@コスメやYouTubeを見たり…。

調べれば調べるほど、「世の中にはこんなに沢山のドライヤーがあるのか!」と驚かされます。

Panasonicのナノケアシリーズ以外で、頭になんとなく浮かんだ順に名前をあげていくと、

ダイソンの「Dyson Supersonic」、ルーヴルドーの「復元ドライヤー」、テスコムの「Nobby」、コイズミの「MONSTER」、ホリスティックキュアーズの「ホリスティックキュア」、ヤーマンの「HC-9 ヘアードライヤー」、シャープ の「プラズマクラスタースカルプエステドライヤー」、リュミエリーナの「レプロナイザー 4D Plus」などなど…、

あげてもあげてもキリがないほど、世の中には様々なドライヤーがあります!

また、今回色々調べていく中で、同じドライヤーだとしても、使う人の髪質や、髪の長さや、求めるもの(軽さ重視! 安さ重視! 折り畳めるかどうか重視!など)、また、使い方によっても評価が異なることがよく分かりました。

どんなに高価なドライヤーを使っていても、たとえばドライヤーを髪の毛に近づけすぎたり、温風と冷風を使い分けずに温風だけ当て続けてしまったら、髪の毛にダメージを与えてしまいますし、安価なドライヤーを使っていても、キューティクルの向きに逆らわないよう丁寧にブローしたり、ヘアオイルやヘアミルクで整えれば、見た目も手触りも良くなります。

ということは、自分の髪の状態に適したドライヤーを、適した方法で使ったらどうなるのでしょう?

なお、わたしがドライヤーに求める主なポイントは、

・髪を早く乾かせる
・髪が傷みにくい
・出来る限り日本の会社の製品

の3つです。

海外旅行をする夢はあっても具体的な予定はひとっっっつもないので海外対応でなくて良いし、ドライヤー専用置き場を洗面所に設けているので折り畳めても折り畳めなくても良いし、同じ理由でコードが長くても邪魔にはならないし、ドライヤーが重くて疲れるようなヤワな人間ではないので重さは気にしませんし、定期的に美容室でトリートメントをするお金が浮くのであれば6万円くらいまでなら出せます。

既に傷んでしまった髪に、自宅や美容室でどんなに頑張ってトリートメントをしても、髪の毛をコーティングして滑らかな感じにするだけで、髪の毛そのものが補修出来るわけではないので、だったら最初から出来るだけ痛ませないように、毎日使う物だからこそ質の高いドライヤーを選んで、且つ丁寧にブローすることが大事ですよね。

そんなことを考えながら、友人宅や美容室でお願いして、色々なドライヤーを試させてもらいました!

なんという迷惑な人でしょう!

そして、色々試した結論は? と言うと、

すみません。

結論、出ていません。

さすがに全種類試したわけではないのですが、実際に使ってみると、早く乾くという点では「Dyson Supersonic」や「MONSTER」が気に入りましたし、いわゆるアホ毛が目立たない仕上がりになるという点では「レプロナイザー4D Plus」が気に入りましたし、色々な面を少しずついいとこ取りしているという点では「ヘアードライヤー ナノケア EH-NA9A」が気に入りました。

わたしの髪の現状は、

・ロングヘア
・ブリーチはしていないけれど、ヘアカラーは2か月おきにしている
・今のところヘアケアを頑張っているので枝毛や切れ毛はない

という感じなのですが、出来ればシャンプーのCMのような髪(CG加工されているのは承知していますが)を目指したいです。

なお、余談ですが、わたしは「Dyson Supersonic」を使って、友人とT.M.Revolutionごっこを楽しみました。

風と言えばT.M.Revolution!

T.M.Revolutionと言えば風ですよ!

T.M.Revolutionの『HOT LIMIT』を流しながら、「Dyson Supersonic」の風を受けながら、西川のアニキの身振り手振りと表情を真似しながら、『HOT LIMIT』のPVでヘリの風が強すぎて西川のアニキが乗っているパネルの一部がふっ飛ぶシーンまで再現する謎の行動をして盛り上がりました。

そういえば西川のアニキって昔から髪の毛サラサラですよね。

一体どこのドライヤーをお使いなのでしょう…?

「MONSTER ドライヤー」で検索したら、「MONSTER」のPRにアニキが降臨し、アニキが「MONSTER」の風をピンポン球に当てる動画が見つかりましたが、わたしはピンポン球よりむしろアニキ自身に風を当ててアニキの髪がなびく感じが見たかったです!

…って、ドライヤーの話をしているのか何なのか、だんだん話が逸れてきてしまいました。

おすすめのドライヤーがある方、情報をお待ちしています!
稀勢の里「一片の悔いも…」にラオウ名セリフ重ねる人続々 化粧まわしも着用の過去
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190116-00000084-dal-spo



わたしが初めて稀勢の里関の存在を知ったのは大関時代。

たまたま相撲中継を見たら、稀勢の里関がわたしの身近な人に物凄く似ていることに衝撃を受け、「あれっ!? 〇〇さんがなぜ土俵に!?」とビックリしたのを今も覚えています。

もし知人と稀勢の里関が並んだら「稀勢の里関のお兄さん? それとも従兄弟?」と間違われそうなくらい似ているので、それ以来何だか他人のような気がせず、いつの間にかファンになりました。

勝手に「稀勢ちゃん」と呼び、「稀勢ちゃんはどうなった?」と相撲のニュースをチェックし、TV越しにではありますが応援してきました。

大怪我をした時はとても心配しました。

日本という国は、怪我をおして無理やり頑張ることを美化する傾向があるのですが、これでは怪我が治りようもなく更に酷くなるのでは…とハラハラし通しでした。

引退のニュースを聞き、いちファンとして「ついに…」と納得する反面、寂しい気持ちでいっぱいです。

しかし、「私の…土俵人生において、一片の悔いもございません」という稀勢の里関の言葉を聞いて、貰い泣きしそうになりながらも、思わずニヤリ。

ラオウか!

ラオウなのか!!

稀勢の里関、ラオウ大好きですね、相変わらず!!

唯一の日本人横綱としての重圧は凄まじかっただろうと思います。

エヴァンゲリオンの「逃げちゃダメだ 逃げダメだ 逃げちゃダメだ」のシーンにも似た激しいプレッシャーの中、大怪我からの不調に苦しみながらも頑張ってきた稀勢の里関が、最後はラオウで締めることに、月並みな表現ではありますが感動しました。

もしかしたら、ラオウの言葉を借りるなら、横綱昇進の話が出た時は「この世に生をうけたからにはおれはすべてをこの手に握る!!」という気分だったかもしれないし、辛い時は「ば・・・馬鹿な お・・・おれのこのラオウの全霊の拳が」というセリフを思い浮かべたかもしれません。

断髪式では是非「このラオウ 天に帰るに人の手は借りぬ!!」と言って、自らの髷にハサミを入れて欲しいです…とわたしは勝手に思うのですが、さすがにそれは断髪式のルールから外れるので出来ないですよね…。

ラオウは死んで昇魂式をやったけれど、稀勢の里関は断髪式の後、新たな人生をスタートします。

これからはTVでその活躍を見る機会は少なくなるとは思いますが、体に気をつけて頑張って欲しいです。
『マツコ会議』で以前から取り上げられてきた、AP二瓶(にへい)さんのダイエット企画が、ついに昨夜の放送回をもって完結しました!

11か月にも及ぶ、「マイナス52kg」を目指すダイエット生活…。

途中経過報告の回(その時のわたしの感想はこちら→https://20756.diarynote.jp/201807151953402284/)では、2018年1月〜6月にかけて、食事内容の改善やジムでのトレーニングによって体重が順調に落ちていく様子が紹介され、二瓶さんもジムトレーナーの吉江さんも手応えを感じてニコニコしていました。

しかし、ダイエットって、ある程度体重が落ちてからこそが勝負ですから、途中経過報告の回以降の時期は心身ともに相当しんどかったと思います。

短期間で急激に体重を落とし過ぎると命に関わるので、11か月という期間を設けるわけですが、11か月もあれば誰だって「結構痩せたし、もうこの辺でダイエット終了してもいいんじゃないかな?」といった具合に、当初よりモチベーションが下がりがち。

11か月もあれば、周りの人が「ちょっとくらい良いじゃない?」と何かしらの差し入れをしようとしたことも一度や二度ではない気がします。

もしわたしが二瓶さんの周りに居たら、

「ダイエット頑張ってるね!頑張ってる自分へのご褒美に、そこのコンビニでハーゲンダッツ買って食べちゃおうよ。1個だけ、1個だけ!」

とか、

「だいぶ痩せてきたよね、凄いね!ダイエットがうまくいってるお祝いに、今から焼肉屋に行って骨付きカルビを焼いちゃおうよ。厚切りタン塩と生ビールも頼もう! 吉江さんにもマツコさんにも黙っててあげるから」

などと悪魔の囁きをしていたかもしれません。

さも気遣っているかのように親切ぶっているのが悪魔の所業!

しかもわたしならすぐ悪魔の誘惑に乗りそう。

吉江さんやマツコさんが「今日は好きなもの食べていいよ」と許可してくれたならともかく、自分で自分のリミッターを外しちゃったら、あとはエヴァ初号機並みの暴走が待っているでしょう。

逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ!

しかし二瓶さんの場合は、一人でダイエットに取り組むのではなく、テレビ番組のダイエット企画として取り組んだのがポイント。

吉江さんがサポートしてくれ、職場のバックアップもあり、しかもテレビやHuluで二瓶さんのダイエットの経過が国内外に公開されているので、意地でも痩せないといけない状態に自らを追い込んだのが功を奏したのでしょう。

これは、「資格試験を受験する前に周りの人に自らの合格を予言した人」くらい、絶対に負けられない戦いですね!

実は二瓶さん、ダイエットの途中、『マツコ会議』の大阪ロケで、お好み焼きを食べちゃったそうですが、「大阪行ったらお好み焼き食べたいよね!」と親近感が湧きました。

大阪に行ったら、お好み焼き、たこ焼き、串カツなどなど美味しいものが沢山ありますから、むしろお好み焼きだけに留めた二瓶さんは偉い!

もしかしたらこっそりお好み焼き以外のものも食べたかもしれないけれど、いいじゃないの、人間だもの。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、二瓶さんのダイエットの結果は以下の通り。


〈ダイエット前(2018年始)〉
ウエスト116cm
ヒップ132cm
体重106kg



〈ダイエット後(2018年末)〉
ウエスト66cm
ヒップ ?cm(残念ながら未公開)
体重53.2kg




おめでとうございます!!

年始と年末でまるっきり別人!

もし2018年のはじめに二瓶さんがどこかの神社へ初詣に行っていて、その時と同じ神社へ2019年に初詣に行ったとしたら、その神社の神様が「二瓶朱美を名乗る人物がうちの神社に来たんだが、どう見ても俺の知ってる二瓶朱美じゃない件」を神様界の5ちゃんねるにスレ立てしそう!
いや、神様なら全てご存知でしょうから、実況スレを立てて他の神々と共にワイワイ語り合っているかも?

体重106kgから53.2kgって本当に凄いですよ。

鈴木亮平さんのように、太ったり痩せたりするのがもはや通常運転になった人ならともかく、鈴木亮平さん以外の人がそこまで激変したら、二度見どころか三度見、四度見したくなりますよ。

二瓶さん、11か月前の服のサイズは4XLだったのが、今ではSサイズも着られるそうになったそう。

しかも胸が減らなかったので、細いのに巨乳という、泉里香さんみたいなスタイルになっていて凄い!

体型の変化は勿論、ダイエット成功のお祝いとして、メイクアップアーティストの田村俊人さんに若返りメイクをしてもらい、スタイリストの野村昌司さんにEMPORIO ARMANIのお洋服を着せてもらった二瓶さんは、もはやわたしの知っている二瓶さんではありませんでした…。

勿論、面識は全くないので、「わたしの知っている二瓶さんではありません」という表現は語弊があります。

わたしは『マツコ会議』が大好きで毎週観ているので、二瓶さんのことも親戚のお姉ちゃんみたいに勝手な親近感を抱いているだけです。

二瓶さんがEMPORIO ARMANIの2018年秋冬シーズン新作「ダブルブレストジャケット コントラストエンブロイダリー」(たぶん。違ったらすみません)を着て、ヒールを履いて歩いて来る…!

ああ、わたしが知っている二瓶さんはもうどこにも居ないのね……

シックな大人の女性としてバッチリ決めて登場するのね…

…と思いきや、ヒールを履き慣れていなくてぎこちなくマツコさんたちの前に歩いて来る二瓶さんを見たら、中身は良い意味であまり変わっていなさそうで安心しました!

そしてマツコさんから素敵なサプライズプレゼントが!

照れているのか、二瓶さんと目を合わせることなく「そういうバッグは二瓶持ってねえだろうと思って…」とボソボソ言ったマツコさん。

プレゼントは、Valextraのバッグ!

あれは2018年秋冬シーズン新作の「スモール ブレラ」ですよね?

少し見ただけでもその上質さが分かる革の質感と、余計な装飾を省いた洗練された上品さを持ちながらも、鮮やかな赤を仕込むという、遊び心が堪りません!

いいなぁ、いいなぁ!

こういう素敵なアイテムって、それに見合う素敵な人が持ってこそなので、マツコさんが二瓶さんの頑張りをいかに認めているかが、このバッグのチョイスで伝わってきます!

マツコさんからのサプライズプレゼントは更に続きます。

二瓶さんが11か月我慢していたステーキ!

しかも三田牛。

分厚くて柔らかい三田牛のステーキを嬉しそうに頬張る二瓶さんと、それをニコニコしながら見守る人たちの姿を観ていたら、わたしは急に泣きたくなってしまいました。

頑張ろうという気持ちを応援してくれて、その頑張りを「よく頑張った!偉い!」と褒めてくれる人たちが居るのって、なんてあたたかいのでしょうか。

二瓶さんは体重は減ったけれど、うまく言えませんが凄く大きなものを手に入れたのだろうな、とわたしは勝手に感動しています。

これからリバウンドしないようにキープするのが大変だと思いますが、くれぐれも体調を崩さないようにして欲しいです。
著…吉野宏一『「低身長」は手術で伸びる 画期的な骨延長治療「イリザロフ法」のすべて』
病気による低身長で悩む人、美容的な理由で背を高くしたい人、身長制限のある職業への挑戦権を得たい人…。

これは、そうした様々な理由で「身長を伸ばしたい!」と願う人なら一度は耳にしたことがあるであろう「イリザロフ法」の本。

折れた骨が元に戻ろうとする力を利用して身長を伸ばす治療法です。

人工的な骨折を行い、ワイヤーと固定器を使用するのが特徴。

わたし自身、成人女性の平均身長より小柄なので、同僚や上司などから「小学生」「今着てるのは子供服?」と馬鹿にされることが多く、悔しい思いをしているため、この本を読んでみました。

症例の術前・術後の写真や、具体的な手術内容、リハビリ内容も載っているので、イメージしやすいです。

「1センチ延ばすのにだいたい60日かかります」
(P133から抜粋)

と、無理やり人体に手を加えるから仕方ないとはいえ、かなり必要日数がかかることや(髄内釘を打てば治療期間短縮は可能なようですが…)、

骨が順調に延びても概ね10センチ程度までのようで、しかも数百万円+治療中の生活費等もかかるため、メリットとデメリットを考慮し、わたしにとってはデメリットの方が上回ったので、残念ながらわたしは断念することにしました。

となると、成長期をとうに過ぎたわたしの身長が伸びることは無いので、今後も「ちんちくりん」等とからかわれ続けることになります。

他人の口を塞ぐことは出来ないので、「せめて自分自身は他人の身体的特徴をからかわない人間になろう」と決意するに至りました。

「チビ」に限らず、世の中には「ブサイク」「デブ」「ハゲ」などなど、他人の身体的特徴をからかう言葉が沢山あります。

言う側は「イジっているだけ」「ただの冗談」のつもりでも、からかわれる側は傷つきますから、せめて自分は言わないようにしたいです。
著…阿久津直記『練習しないで、字がうまくなる! 15分でガラリと変わる上達法』
綺麗な字を書けるようになるまでの道のりは大変。

けれど、綺麗な字の特徴を意識出来れば、「綺麗」までいかなくても、「うまい」字に見せることはすぐに可能。

ポイントは、起筆、トメ、ハライ、線の太さの変化といった毛筆らしいメリハリや、フォントのようにブレのない一定の字を意識すること。

逆に、どんなに形の良い字でも、これらが出来ていなければ美しく見えないのだそう。

わたしはひらがながどうもうまく書けないので、

「ひらがなはハネを次画の始点に向けること、そして縦の線をしっかりと伸ばすことを意識するだけで美しくなります」
「P124から抜粋)

という方法を取り入れてみます。
annadonna『エブリカラートリートメント』
カラーが抜けて、髪の色が明るくなり過ぎた!
このままでは職場のお姉さん方に「髪の色、明る過ぎじゃない?」と怒られる!
でも忙しくて、今すぐには美容室に行けない!
という時に重宝しています。

「カラートリートメントを使うと、その後カラーが入りにくくなったり緑色に変化したりするから、カラートリートメントは使わないで、その都度美容室に来てね」とおっしゃる美容師さんもいるのですが、でもそんなの関係ねえ!←古い

わたしは元々髪の赤みが強いので、美容室でアディクシーカラーの「サファイヤ」を入れてもらった上で、このカラートリートメントのグレーを定期的に愛用していますが、安心してください、髪の毛、緑色になってませんよ!←古い

「暗めの色だけど真っ黒じゃない、アッシュ系の色にして欲しいです」と美容師さんにお願いして、しばらくは理想通りの髪色で気分良く過ごせても、染めて1か月半も経てばアラ不思議、「君は平成元年からタイムスリップしてきたヤンキーですか?」と自分で自分に問いかけたくなる赤味が出現してしまうのが悲しいです。

ヘアケアには気をつけているつもりですが、こればっかりは持って生まれた髪質。

なお、わたしの従姉妹は染めなくても生まれつき、「ブリーチした後に綺麗なアッシュグレーが入りました」と言うかのような透明感のある髪です。
大事なことなので2回言います、染めなくても生まれつきその色なので、カラーリング代が一切かかりません。
カラーリング代0円なのに、お洒落な髪色です。
しかも、普段のヘアケアはドラッグストアで買っているシャンプーとコンディショナーのみなのに、ツヤツヤサラサラのロングヘア!
なんじゃこりゃ!
シャンプーのCMかっ!
…髪質交換して欲しい!
いや、いっそ遺伝子ごと交換しよう!←相手側にとっては何のメリットもない取引!

と、妄想したところで、遺伝子を交換したり、遺伝子を繰り替えることは不可能なので、大人しくカラートリートメントを今後も続けようと思います。

シャンプー前やシャンプー後、髪に塗って放置するだけで、髪に少し色が入ります。

「少し」しか色が入らないのですが、色が抜ける度にカラーリングし直していたらその分髪が痛むしお金もかかるので、それを考えたらカラートリートメントはわたしにとってはとてもコストパフォーマンスに優れています。

ただ塗るだけなのでテクニックは一切不要なのと、変な匂いがしないのもポイント。

グレー、ブルー、ブラウン、グリーンなど様々な色のバリエーションがあり、自分好みの色味になるよう混ぜて使うことが出来るのも楽しいです。

わたしは混ぜる時に「ねるねるねるね…」と謎の呪文を心の中で唱えていますが、呪文を唱えなくても発色します。
『めんたいぴりり』と『めんたいぴりり2』
『めんたいぴりり』と『めんたいぴりり2』
※注
結末までは明かしませんがネタバレを含みます。


Huluのおすすめ動画一覧を何気なく眺めていたら、「めんたい」の文字を見つけました。

明太子が大好きなわたしは、軽い気持ちでドラマ『めんたいぴりり』を観始め、一気に全エピソードを鑑賞し、続く『めんたいぴりり2』もハッと気づいた時には鑑賞し終えていました。

戦中戦後の辛い時代を描くシリアスパートと、「ドリフか!?」とツッコミを入れたくなるハチャメチャ過ぎるコメディパートのメリハリが素敵。

泣いたと思ったら次の瞬間には笑えて、またその後は泣ける。

何ともせわしないのですが、そこがいい。

たまたま冷蔵庫に明太子があったので、わたしは登場人物たちが「めんたい」を作ったり、売ったり、もっと美味しくしようと工夫を重ねるシーンを見ながら明太子を食べました。

やっぱり何度食べても明太子は美味しい。

あたたかいご飯の上に乗せると最高!

パスタに乗せても最高!

そのまま食べても最高!

だからこそ、『めんたいぴりり』の中で、主人公が沖縄戦で戦友を亡くす際に、その瀕死の戦友にめんたいを食べさせるシーンが心に焼きつきました。

めんたいは無いんです、実際には。

戦友も、主人公も、お腹を空かせています。

そりゃそうですよね、敗色濃い沖縄戦の最中ですから。

めんたいどころか、他の食べ物もありません。

負傷して衰弱した戦友が空想の羊羹を食べる真似をするので、主人公は空想のめんたいを食べて「うまかー!」と笑うんです。

もう目を開けることも出来なくなった戦友が「食べてみたいわぁ…」と呟いたので、主人公は空想のめんたいを戦友にも食べさせてあげるんです。

戦友は京都出身で実家は和菓子屋。

戦友はめんたいの味を知らなかったから、「甘いなあ…羊羹より甘い…」と言って息絶えました。

お腹を空かせたまま、故郷に残した家族に会えないまま、死んでいった戦友の姿。

その姿が主人公の心に刻み込まれて、みんなに美味しいものを食べてもらいたいと戦後の厳しい時代を生き抜いて、美味しいめんたいを作って売るようになるというストーリー。

戦友が死なずに生きていれば、本物のめんたいを食べて「辛い」と言えただろうに、空想の羊羹じゃなくて本物の羊羹を、しかも実家の和菓子屋の羊羹を家族と食べられただろうに、それが叶わないのが切ないです。

なんだか無性に泣けてきて明太子を食べたら、やっぱり美味しくてまた泣けました。
著…プチプラのあや『プチプラ服でも「おしゃれ!」と言える人には秘密がある』
服を安く買えたけれど、お洒落に見えないから結局着なかった、なんて経験はありませんか?

この本は、そんな風にお金を無駄にしないための本。

透ける生地は安っぽく見えるので避ける、といった服選びのポイントから、お洒落に見える=スタイルが良く見える、ということで、ストール、帽子、時計、アクセサリーといった小物を取り入れて視線を集める方法、こなれ感を出せる着崩し方が紹介されています。

アクセサリーに関しては、特に耳を飾るだけでグッと華やかになるから不思議。
安いものでも良いので、ピアス、イヤリング、ノンホールピアスのどれかは着けたいです。

また、この本の写真を見ていてわたしが思うのは、ヘアスタイルも重要な要素だということ。
せっかく素敵なコーディネートをしていても、首から上が残念なら総合点が満点になることはありません。
顔立ちは簡単には変えられないけれど、ちょっとヘアアレンジを加えるだけで雰囲気がガラッと変わるから、「面倒くさいから今日は髪の毛をドライヤーで適当に乾かしてブラシでといただけで外出して来ました」なんてことがないよう、面倒な時でもせめてブローだけでも丁寧にすることを徹底したいです。

また、「シワのある服は、「自分を安く見せる」と知る」と書かれたP66〜67は、プチプラ服に限らず参考になります。
せっかく高いお金を出して買った服でも、シワシワ、ヨレヨレだったらダサいし、清潔感が無いですよね。
シワだけでなく、毛玉のある服も自分をだらしなく見せる原因になるので、毛玉カットも欠かせませんね。
著…上野正彦『死体が教えてくれたこと』
誰かに殺された人が幽霊となって「自分は事故死でも病死でもなく殺されたんだ!」と言えれば良いのですが、まさに死人に口無し。

物言えぬ沢山の遺体を解剖し、死者の声なき声、すなわち死因を明らかにしてきた元監察医・上野先生。

先生の著書をわたしはこれまで何冊も読んできたのですが、この本は10代の若者に向けて書かれており、他の著書と比べるとかなり平易な文章なので、「上野先生の本って沢山出版されているから、どれから読めば良いのか分からない」という人におすすめです。

他の著書と違って、先生のプライベートな心情が吐露されているのもこの本の特徴です。
家族の死、ペットの死…。
どんなに遺体と向き合ってきた方でも、死に慣れるということは無くて、大切な人を見送る時はとても辛いということが伝わってきます。

いじめられて「死にたい」と思い詰めている子どもへのメッセージも書かれています。
今まさに苦しんでいる子は、本を開くのも辛いと思うけれど、どうか第4章のP153〜154だけでも読んで欲しいです。
「生きて欲しい」と書かれているから。

死にたい人などいない。
先生のおっしゃる通りだと思います。

いじめに限らず、様々な理由で自ら死を選ぼうとする大人にも読んで欲しいです。

わたし自身も今まで何度も死のうと思ったし、いまだに時々死んでしまおうと思うことがあるけれど、わたしが生き続けることで何かの形で少しでも誰かの役に立てる可能性があるかもしれないと思い、まだ生者の側に踏み止まっています。

この本に、

「退職してから、もう何十年もたった。監察医たちはあいかわらずいそがしく飛びまわっている。重い責任のある仕事をうけおってくれていることを、心強く思う。だがその反面、私は思うのだ。監察医がいらない世の中になったら、どんなにかいいだろうと。それは犯罪で亡くなったり、せつない理由で死んだりする人たちがいなくなるということだ。そんな世の中になったら、なんともうれしいことだ」
(P187から抜粋)

と書かれているのも印象的でした。

もう誰も、殺したり、殺されたり、自ら死んだりしない世の中にしていきたいです。

そんな先生はもう90歳になられるそうで、

かつて取材に来た記者に言われたという、

「先生ほど死者の人権を大切に守ってきた人はいません。もしも先生があの世に行ったときには、お世話になった2万人の死者たちが、花束を持って出迎えてくれるでしょう」
(P192から抜粋)

という言葉にしみじみしていたようですが、わたしは本当にそうなるような気がします。

残念ながら、誰もが死亡率は100%。
先生だって例外ではありませんから。

いつか彼岸で会いたい人に会えますように。
『クリスティンの奇妙なお菓子教室』シーズン1
・映画『アダムス・ファミリー』のように、ダークだけれど家族愛を感じる雰囲気が好き

・女性に優しくASMR風に囁いて欲しい

・ストーリー仕立ての料理番組を見るのが好き

・可愛いだけではなく毒気のあるキャラクターが好き

という人におすすめの海外ドラマ。

個性豊かなキャラクターたちが登場します。


〈クリスティン〉
このドラマの主人公。
退廃的な雰囲気を持つ上品な美女。
白い陶器のような肌、柔らかにウェーブした黒髪、赤い唇が印象的。
ホワイトチョコレートみたいな色に整えたネイルも綺麗。
喋り方や仕草がとても優雅です。
もしクリスティンに「わたしは映画『アダムス・ファミリー』のモーティシアの姪です」と自己紹介されたらわたしは信じます。

〈ランクル〉
エジプトで神と崇められ、後に呪いをかけられて生き埋めにされた猫。
かつてはミイラにされていたらしく、体にはまだ包帯が残っています。
青い目が神秘的。
クリスティンに呪いを解いてもらって、クリスティンの家で暮らすようになったそう。
プライド高め。
ローズと仲が悪く、いつも口喧嘩しています。

〈ローズ〉
チョコが大好きで、性に奔放で、拷問大好きなアライグマ…?
顔はアライグマですが、尻尾はスカンクのようにも見えます。
頭につけたピンクのリボンがチャームポイント。
先の折れ曲がったフォークを持つのがお気に入り。
ごみ収集車に体を潰されたけれど、クリスティンに縫い合わせてもらったそう。
インターフォンが鳴ると、いつも「わたしが出る!」と元気良く叫びますが、エドガーにドアを開けられてしまいます。
目をカッと見開くのが何だかキュート。

〈エドガー〉
天井まで届きそうな大きな体をした獣。
見た目は怖いですが、心優しく、絵が得意。
血を見ると豹変してしまうらしいのですが、シーズン1の段階では、ほぼ穏やか。
行き場を無くしていたところ、クリスティンの家に受け入れてもらいました。

〈ミリー〉
冷蔵庫の中に住んでいるタコ。
自分で冷蔵庫のドアを開けて、キッチンに立つクリスティンにベストタイミングで食材を手渡してくれます。
その後きちんと自分で冷蔵庫のドアを閉めます。
優秀!

〈バーナード〉
たぶん地下室に棲んでいるモンスター。
唸り声と大きな目玉が特徴的。
郵便配達の人を追いかけるのが好き。

〈ルシール〉
クリスティンが優雅に起床出来るようサポートするタランチュラ。

〈ヴィヴィアン〉
的確なファッションアドバイスをくれる鏡の中の幽霊。
背中に弾痕あり。
ヴィヴィアンを演じているのは、なんとバーレスク界のカリスマであるディタ・ヴォン・ティーズ!
同性から見てもウットリするくらい艶やか!
胸元を大胆に開いたドレスを着ていても、いやらしくなく上品。
ハロウィンの日だけは鏡の中から抜け出して、頭に弾痕のあるグッドルッキングガイとお出かけします。

<ケチャムさん>
クリスティンの隣人。
ローズがケチャムさんちの庭を掘り返したり、ゴミ箱を漁ったり、小人の置物と…してしまうので憤慨してクリスティン宅に来訪。
ローズたちに返り討ちにされ、なんと地下室で拷問されてしまった気の毒なおじさん。
拷問にかけられたことでMに開眼し、拷問で使われた猿轡を持ち帰ってしまいました。

<クリスティンの祖母>
墓地の下に眠っています。
…と思いきや、墓の下から手だけ伸ばして、お墓参りに来たクリスティンの籠の中からブランデーを盗みます。
手の状態を見ると、若干腐っているかもしれません。
墓の下で編み物やクロスワードも楽しんでいる模様。

<ノーマン>
クリスティンを墓地でナンパした男。
ナイフの扱いが異常にうまく、クリスティン宅に訪れる時は血の匂いをプンプンさせてやって来ます。
ノーマンがクリスティンに贈った花束には血液が付着していました。
連続殺人鬼の疑いあり。

<エヴリン>
クリスティンの従姉妹。
優しいクリスティンとは違って意地悪で、金の亡者。
クリスティンたちを斧で殺そうとしたので、ノーマンに殺されて墓地に埋められた可能性あり。



クリスティンは、陶芸用の道具やエアブラシといった様々な道具を活用し、実に手際良く且つ丁寧にお菓子を作っていきます。

ただのお菓子じゃありません。

お菓子のモチーフは、人骨、蜘蛛、目玉、降霊ボード、狼の足などなど、ゴシックテイストのものばかり。

クリスティンが生み出すお菓子たちは、食べるのが勿体無くていつまでも飾っておきたくなるほど芸術的な仕上がり。

お菓子だけでなく、お化けみたいなキャンドルや、チキンを模したパイ、セクシーなドレスなど、クリスティンはまるで魔法みたいに何でも作れます。

うっとり。

シーズン1のエピソードは全て観てしまったので、シーズン2の配信が待ち遠しいです。
2年前、『マツコ会議』に登場して強烈なインパクトを与えたキャラクター・やすおちゃんが久しぶりに登場!

やすおちゃんは文化服装学院の学生になっていました。

いいですねー、やすおちゃん。

やすおちゃんが「嫌ぁだ〜!」「あっはっはっは!」と笑っているのを見ていると、こっちまでつられて笑ってしまい、何だか元気になってきます。

やすおちゃんはドラァグクイーンになりたいそうです。

素敵!

わたしはアメリカのリアリティ番組『ル・ポールのドラァグレース』の大ファンで、シーズン2からシーズン10までの全エピソードを観ているのですが(なぜシーズン1を観ていないのか?というと、シーズン1だけは何故かNetflixで配信されなかったからです)、残念ながらまだこの番組において日本人ドラァグクイーンは登場したことがありません。

やすおちゃんには是非、英語と服作りとメイクとパフォーマンスを磨いて、『ル・ポールのドラァグレース』に挑戦して欲しいです。

出場者はル・ポールが選ぶし、世界中から応募があるのでかなり狭き門ではありますが、是非チャレンジして、世界的デビューを果たし、そして日本人初のnext drag super starになって欲しいです。
著…分田貴子『女性のがんと外見ケア カバーメーク・外見ケア外来で自分らしさを取り戻す』
今や、いつ誰がどんながんを発症してもおかしくない時代。

この本は、「化学療法で眉毛が抜けてしまいました。上手に描く方法はありますか?」といった、がん治療中の外見の悩みに特化した本。

タイトルに「女性の」とある通り、女性が発症しやすいがんについての内容が中心ですが、がん治療による肌荒れや脱毛に悩む男性にも参考になると思いますし、がんに限らず様々な病気や怪我によって以前とは外見が変わってしまった人にもおすすめしたい本です。

ウィッグ、スキンケア、ネイルケア、手術痕や痣などを目立たなくするメイク、胸を切除したあとをカバーするパッド、エピテーゼ(義手、義足など)を使って、自分らしい見た目を取り戻そうというアイディアが紹介されています。

「一度きれいになると、不思議なもので、「ちゃんとケアしなきゃ」という気持ちになりました」

「見た目が整うと、自分がうれしかったのはもちろんですが、家族や周りも喜んでくれました」
(P134から抜粋)

という患者さんの声が素敵。

病気や怪我で治療中の人に限らず、綺麗になることって生きる希望に繋がりますよね。

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