アルバム『GALAXY』収録。


 カタギじゃない感がまるで煙草の煙をくゆらせるが如く漂う曲。

 「なぜ別の生き方を選べなかった?」
 「頭に巡るのは坊やの笑顔」
 「そばにいてやれないパパでごめんね」
 という歌詞が哀しい。

 たぶん…、
 この曲の主人公は、
 ちゃんとした病院には運ばれていない。
 「目覚めるとそこは暗い病室」
 「赤い血の滲んだ白い包帯」
 という歌詞から…、
 適切な縫合が成されていないような気がします。
 闇医者のところに運ばれた、
 運ばざるを得なかった、
 そんな気がします…。

 生きろー! 坊やが待ってるぞー! と主人公に叫んでやりたいけれど…、
 たぶん…、
 主人公はもはや死に往く人なんだろうな…。

 取り返しのつかない、真っ黒な傷を負って。

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