ある日突然YouTubeのおすすめに「マイ・ドリーム・ウェディングドレス in USA」シリーズ(原題: SAY yes to the DRESS」)が出てきました。

はい、わたくしまんまとハマっております!

YouTubeのおすすめ欄の優秀さは異常!

この番組は、アメリカの超有名ブライダルショップ「Kleinfeld」で素敵なドレスを試着・購入する花嫁のワクワク感が伝わってきて、観るだけで自分も気分が上がる番組です。



〈番組の主な流れ〉

①花嫁が付き添いの人たちとKleinfeldに来店します。付き添いは主に家族や友人、時々職場の人も含む感じです。基本的に花婿は来ません。挙式当日までお楽しみは取っておくのです。

② Kleinfeldのコーディネーターが花嫁に聞き取りをします。ドレスの購入やお直しの予算、希望のドレスのイメージ(セクシー、プリンセス、上品など)、体型の悩み、挙式会場のこと、花婿との馴れ初めなどを聞いて、候補となるドレスを数点選びます。

③花嫁がドレスを試着します。

④試着したドレスについて付き添いの人たちがあれやこれや意見を出します。辛辣な意見も時々飛び出しますが、花嫁のドレス姿に感動して付き添いの人が泣くことも多々あります。

⑤試着を何度も繰り返し、ついに「これだ!」と思うドレスが見つかったら、コーディネーターが花嫁に「Are you say yes to the dress?」と質問します。

⑥花嫁が「Yes」と答えたらドレス決定! みんなでお祝いします。ベールをつけた花嫁が感極まって泣くこともあります。

⑦ 1つの動画につき少なくとも2人以上の花嫁が登場するため、残念ながら全員は無理ですが、1つの動画につき1人の花嫁がピックアップされて実際の挙式の様子が紹介されます。花嫁姿を見た新郎のウットリしている表情を見た花嫁の幸せそうな表情がこれまた素敵。



以上が番組の流れです。

スタイル抜群でマーメイドラインのドレスでもボールガウン(プリンセスラインよりもっとボリュームがあるイメージ)でも胸元や背中が大胆にあいているドレスでも何でも着こなす花嫁や、二の腕を隠したい花嫁や、妊娠中の花嫁や、黒いドレスじゃないと嫌!という花嫁や、近未来的なデザインのドレスを探している花嫁など、本当に花嫁が一人一人違って面白いです。

花嫁が「ネットで見て、いいなって思ってた」というドレスが試着してみるとピンとこなかったり、イマイチだと思っていたドレスが試着してみるとバッチリ似合ったりと、新鮮な驚きが沢山。

勿論、花嫁が送ってきた人生もまた様々で、観ていて思わず貰い泣きしてしまうことも。

中には、番組上の演出もあったかもしれませんが、父親が「予算は7000〜10000ドル」と言っているのに「わたしがちょっと泣き真似すればパパは倍でも出してくれるわ」と言う花嫁もいて、そういう花嫁については余計なお世話ですが「こんな経済観念でこの先の生活は大丈夫?」と心配になりますが…。

このお店に来る花嫁はたいてい富裕層ですし、ウェディングドレスへの意気込みが半端ではないので、多分お財布事情は大丈夫なのでしょう。

色んな意味で羨ましい!

「レースは嫌」「レースがいい」といった具体的な希望がある花嫁だとスタッフもドレスを選びやすいのですが、試着を繰り返すうちに花嫁がだんだんどんなドレスを選べば良いのか分からなくなって混乱してしまうこともあります。

また、せっかく花嫁がドレスを気に入っても、付き添いの人たちがダメ出ししたら他のドレスを改めて探さないといけなくなることも!

特に多いのは、花嫁と花嫁のママの意見が衝突すること。

花嫁は「セクシーにしたい」、でもママは「胸元があき過ぎよ!」「古風なドレスにしてよ」「娘はママの意見に従うものよ!」と猛反対…。

そうなると花嫁は落ち込んでしまうし、間に立つコーディネーターも大変…。

しかし大変だからこそ、運命のドレスが見つかって花嫁が「Yes」と言ってくれた時は喜びもひとしお!

いくつも感動的なエピソードはあるけれど、わたしは特にキミちゃんの回に感動しました。

キミちゃんは11歳の女の子。

ガン闘病中。

コーディネーターの1人:ランディの大ファン。

キミちゃんが大好きなランディにドレスを選んでもらって嬉しそうにしている姿は、とっても愛らしいです。

キミちゃんが元気になって、成長し、素敵な恋をして、大人になったら今度は本当に挙式用のドレスを買いにKleinfeldへ行き、ランディに改めて大人の女性になったキミちゃんのためのドレスを選んでもらえますように…。
仕事帰り。

ぐったりしながら地下鉄に揺られ、気晴らしにYouTubeの画面を開くと、おすすめ動画一覧に何やら可愛らしいもふもふの生き物が現れました!

それは大阪・海遊館のワモンアザラシの赤ちゃんの動画。

真っ白で、ふわっふわで、もっふもふで、とろけるように柔らかそう…。

動画を再生してみると、「こんなに可愛いエビフライがこの地球上にいたんか…!」と悶絶する愛らしさ!

いつかもし神様に会えたなら、神様にグッドデザイン賞をあげたい!

ワモンアザラシの赤ちゃんの動画をリピートして再生し続けた結果、だんだん飼育員さんのことまで可愛く見えてきました。

地下鉄から降りる頃には心がホクホクに満たされました。
 眠り→目覚め→躍動→飛翔→躍動→やがて再びの眠り・・・。
 流れがとても美しく、見る人の心を震わせてくれます。
 彼女がここまで踊れるようになるには、想像を絶する努力があったはず。バレエはバレエを愛する者だけでなくバレエに選ばれた人間が踊るものですが、たとえバレエに選ばれた人間でも努力を惜しめばあっという間に淘汰されるのがバレエ。彼女の踊りも、バレエ向きの体も、彼女の長い長い想像を絶する努力の賜物。
 彼女の踊りを見ていると、ちょっとした壁にぶつかっただけで挫けそうになる自分の器の小ささを思い知らされます。自分はまだまだ何も頑張ってはいないのだ、と。
 見る人に活力をくれる彼女の踊りが大好きです。


 <追記>
 質問を受けましたので追記。
 この動画で使われている曲は、Herbert Grönemeyerの『DEMO』という曲のインストゥルメンタルです。
 雷が鳴っている時この演奏を聴けば、雷が怖くなくなるかも。
 雷が「出番だ~♪」と元気よく踊っているかのように聴こえます。
 雷のゴロゴロいう音も表現しているのに、聴いていて楽しいから不思議。

 雷=空からの攻撃、と考えると怖いものですが、
 雷=空で何かが踊ってるぞ~、くらいに考えると何だか怖くなくなります。
 
 昨日書いたこちら(http://20756.diarynote.jp/200811181741088349/)とこちら(http://20756.diarynote.jp/200811182249181391/)の影響で、わたしはMMO『信長の野望Online』にて浅井家に忠誠を誓っております。

 けれど仕官する前は大いに迷いました。
 『信長の野望Online』の長政様は『戦国無双2』の長政様とは別人であり、当然お市の方も別人。それに、織田家の方がプレイヤー数が多く、浅井家はというと過疎。このゲームは他プレイヤーと協力しないとゲームを進めにくい・・・。

 ええ。正直迷いましたとも。
 浅井家に仕官するか、他の大名に仕官するか。特に織田家に仕官すれば、既に仕官している友達が多かったためゲームを進めやすそうでしたし・・・。武田家からは「うちに来れば、通常より1つ高い位をあげますよ」と言われていましたし・・・。
 ゲームを進めやすい織田家か。1つ高い位を約束してくれた武田家か。それとも浅井家か。
 この3択で、わたしは「どの大名が死んだらわたしは一番悲しいのだろう」と考え、浅井家を選択することとしました。
 浅井家に仕官すると、長政様はおっしゃいました。義のない戦いは新たな戦いを生むのだ、という意味のお言葉を。そのお言葉に感銘を受け、わたしはわたしの操る全てのキャラクターで以て浅井家にお仕えすることとなりました。

 とはいえ、もしも『信長の野望Online』の上杉謙信がこの動画のように上杉Gackt氏の御姿であったならば、わたしは浅井家と上杉家どちらを選択するかで延々と悩んでいたかもしれません。
 嗚呼! 長政様に忠誠を誓いつつも、上杉Gackt氏が歌合戦をなさる際には足軽という身分でいいので馳せ参じたいっ! ←ズバリそれは駄目でしょう。

 浅井夫婦を扱ったMAD動画といえば、わたしはこのMADも大好きです。

 
 このMADは画質が申し分ないだけでなく、本日別に紹介したこちら(http://20756.diarynote.jp/200811181741088349/)とはまた違う感覚にさせてくれます。


 お市と一緒にいる時の長政は言葉で表現出来ない幸せな表情をしていて、
 自らの首に刀を当てる時の長政は言葉で表現したくない表情をしていて、
 その対比が悲しいです・・・。


 わたしには、お市がそんな長政へ抱いていた想いを、「月華の螺旋」が代わりに歌っているかのように聴こえてなりません。
 例えば、
 「見つけてね どんな運命でも この手できっと また・・・」
 という歌詞。

 そして、このMADでは聴くことが叶いませんが、
 「終の螺旋の果てでまた 貴方に惑い 揺らいでいく」
 「途切れぬ想いなら 消せぬ想いなら
  幾度巡っても 貴方だけを 抱きしめて
  もう一度約束の場所で その手できっと」
 という歌詞も・・・。


 わたしには、お市が最期に以上のようなことを想ったのではないかと思うのです。
 もしそうだとすれば、お市の再婚相手でありお市と最期を共にした柴田勝家が気の毒ですが。
 お市が自刃する際(勝家の手にかかった、という説もありますが)、自害したかつての夫を思い出した可能性は無きにしもあらず・・・かも。
 あくまでわたしの想像に過ぎないのですけれど。
 わたしはこのMAD動画をきっかけにして、浅井長政を好きになることが出来ました。
 大好きなMADです。


 浅井長政。
 義兄・信長に付いて古くから結びつきのある朝倉を裏切るか、
 朝倉について義兄・信長に滅ぼされるか、で後者を選んだ人。
 当然のように城は落ち・・・、
 信長の妹であり長政の妻でもあるお市は、長政と共に死のうとしました。
 けれど長政はお市を、自分とお市の娘たちと共に信長の元へ送り、
 ・・・自害。


 このMADは長政とお市の切なさを感じさせます。
 導入部など時々画質がひどくなりますが、支障なく観賞できる水準だと思います。


 歌詞とシーンの合わせ方が心地よいのです。
 長政の自害シーンには「人は何故に 生まれ堕ち 死へ向かう」という歌詞を合わせ。
 長政がお市をそっと抱き締めるシーンの後には、長政が「・・・今、義兄に寝返るも不義。・・・このまま義兄に背くも不義。某が義を貫く道、死して殉ずるより・・・ない」と呟くシーンを合わせ。
 「陽は昇り沈んで そんな永遠に 僕は涙する」という歌詞を、お市が独りでいる、あの美しいシーンに合わせ。
 長政が覚悟を決めるシーンに、二人分のぬくもりを感じることが出来た幸せな思い出を合わせ。
 「このぬくもりをずっと・・・」「今までも・・・これからも」という想いをフラッシュバックさせ。


 ・・・わたしはこのMADを見る度、
 長政と、長政のぬくもりが消えていくのを感じなければならなかったお市の、
 二人分の想いを感じて心乱されます。

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