B’z『兵、走る』
「ゴールはここじゃない」

「まだ終わりじゃない」

こういう言葉を言える人間に、自分もなりたい。

そう思って、ラグビー日本代表の試合を応援したら、この歌詞通りの選手たちのひたむきな姿に、そして観客たちの熱い声援に、わたしは心を突き動かされました。

汗だくで、ケガをしていないところは無いんじゃないかってくらい身体中ボロボロで、それでもなお必死に走り抜けて何度も何度もトライを決めようとする選手たち。

声が枯れるまで、いや、枯れたとしても必死に腹の底から声を絞り出して、全身全霊で選手を応援しようとする観客たち。

これは現実なんだろうか? 映画のワンシーンでも見ているんじゃないだろうか? と我が目と我が耳を疑うくらい、感動しました。

今夜の「日本対南アフリカ戦」は、残念ながら日本が負けてしまったけれど、観客たちがいつまでもいつまでも選手たちへ歓声をあげていて、選手たちは観客たちへ手を振っている、それが堪らなく素敵。

そして、選手たちが、観客たちの中にいた家族のもとへ走っていく姿に、わたしはハッとしました。

ああ、B’zの『兵(ツワモノ)、走る』の曲において、ツワモノたちは試合を戦い抜くため走っていたけれど、ツワモノたちは戦が終われば家族のもとへ走るんだ…と気づいたら、わたしもついもらい泣き。

選手たちが我が子を抱きしめるシーンでは、自分の涙でTV画面が見えなくなりました。

涙なんて出てもらっちゃ困る! この光景を目に焼き付けておきたいのに! と涙を拭っても、互いに健闘を称え合う選手たちの様子にも、選手たちの家族の表情にも、胸が熱くなるばかり。

選手たちだけでなく、選手たちを応援した全ての人たちに、「お疲れさま」という労いの言葉だけで無く、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えたいです。

そしてわたしはまた『兵、走る』をじっくり聴き込みます。

なんてかっこいい曲なんだ!

コメント

まるこ
2019年10月21日7:29

あの屈強なラガーマン。家族がいてサポートしてくれる方がいて。そう考えると彼等も当たり前だけど、ああ、一人間なんだなって。全ての時間をこの試合のために捧げた彼ら。残念ながら南アには負けましたが、ここまで躍進した彼等を誇りに思います。素晴らしい景色見せてもらいました。ラグビーの面白みが分かりました。感謝してます。

G−dark
2019年10月21日20:36

あの屈強な「背中で語る」って感じがかっこいいですよね。
選手たちと子どもたちの集合写真にもグッときました。
練習時間が非常に多いため、家族との時間をかなり削ってしまったと思いますが、子どもたちにとって自慢のパパでしょうね。
わたしもラグビーの面白さに気づかせてもらいました。
今回のワールドカップは次へ繋がる道づくりになったのではないかと思います。
今後も日本のラグビーが楽しみです。

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