著…上野陽子 絵…イチカワエリ『気持ちが伝わる英会話のルールとマナー』
この本の中で、わたしが人生で最も多く使うであろう英語は、

「Let me sleep 5 more minuets.」
(あと5分寝かせて)

かもしれません…。

次いで、

「Oh no,I overslept!」
(しまった、寝過ごした!)

とか、

「I missed the train.」
(電車を逃した)

とか…。

…わたしもいつかは意識高い系の人々のように早起きをしてコーヒーでも飲みながら英語の勉強をして余裕を持って出勤したいところですが、わたしがこの本を読んで真っ先に覚えたのがこの3つの英語であるからには、わたしが意識高い系の人になれるのは数百年後のことでしょう。
来来来世に賭ける!!

また、以下は余談。
わたしはこの本を図書館で借りたのですが、おそらく以前この本を借りた人がどうやらシャーペンでこの本に丸を書き込んでいるのを発見。
普段ならわたしは図書館の本にこうした書き込みを見つけると、『DEATH NOTE』の魅上が「削除」と呟く時のようなドヤ顔で消しゴムをかけることを我が使命と認識しているので(これについては以前『消しゴムを買いに』というタイトルで書いた方があるので、お暇な方はhttp://20756.diarynote.jp/201703021321514695/をご参照ください)、この本のページにに丸が書き込まれているのを見つけて、わたしはすぐさま消しゴムを手に持ちました。
が、わたしは消しゴムをかけるのを迷いました。
明らかに印刷ではない、明らかに何者かによる書き込み。
丸がついているのは、美容室で行う英会話のページの「Please style it loose.」(無造作な感じにしてください)
書き込んだ人に聞きたいです。
なぜこの英語に丸をしたのか。
この英語を実際に美容室で使う予定があるのか。
この書き込みに関しては、消さずに、丸が付いたままの方がシュールで面白いんじゃないだろうか。
と迷ってわたしは今も消しゴムをかけられずにいるのですが、今すぐ消した方が良いでしょうか?
NHKスペシャル取材班 野村優夫『出生前診断、受けますか? 納得のいく「決断」のためにできること』
出生前診断を勧めるわけでも批判するわけでもなく、受けてもいいし受けなくてもいい、胎児に異常が見つかったからといって必ずしも中絶しないといけないわけでも中絶してはいけないわけでもない、という考え方をもとに書かれた本なので、妊婦さんやその周りの方々が読んでも「自分たちの選択は責められている」と辛い気持ちにならずに読める本だと思います。

一言で「出生前診断」と言っても、検査方法は様々。

この本は、超音波検査、羊水検査、絨毛検査、母体血清マーカー、NIPT(新型出生前検査)について、それぞれの検査でわかること、検査方法、検査にあたってのリスク、検査で分かることの限界などについて紹介しています。

21トリソミー(ダウン症)、18トリソミー(エドワード症候群)、13トリソミー、ターナー症候群、クラインフェルター症候群…。

主な染色体異常を挙げるだけでもこれだけ沢山あることに驚かされます。

この本の第2章に、医師から「胎児に異常がある」「うちの病院では、この症例で産んだ人はいない」と言われ、セカンドオピニオンを求めて行った他の病院でも前の病院からの案内状のデータをもとに「羊水検査をするまでもなく、胎児が亡くなってしまう可能性が高い」と言われたけれど、全く別の病院でしっかり検査をしてもらったら実際には胎児に異常が無いことが判明し、その子は無事に産まれて元気に走り回っている…というエピソードが紹介されていて、わたしは心の底からゾーッとしました。

もし誤診を信じて中絶してしまっていたらと思うと…。

医師の言うことを鵜呑みにするのではなく、いくつかの病院で検査をしてもらったり、自分たちなりに調べたり、また、インターネット上の情報はそもそも間違っている情報をコピー&ペーストして拡散されていることも多々あるので、本からだけとかインターネットだけとかに限らず色んな方面から情報収集したいですね。

また、この本では、「産む」「産まない」の決断に悩む人たち自身の葛藤も綴られています。

自分の命について決断するのも難しいのに、自分以外の人の命について決断するのは更に難しいですよね…。

悩んで当たり前だと思います。

正解なんて無いんだし…。

自分たちが納得出来るか出来ないか、という問題だから…。

この本には、

「障害があって産むにしても、事前にわかっていれば心の準備もできるし、経済的な準備もあるし。何歳まで生きられるのか、例えば1歳までで、それまで苦しむようだったら、あきらめることも考えないといけないし…」
(P16から抜粋)

「やはり社会保障が十分だとは思えないんです。親が頑張らないといけない。でも、もし障害のある子どもが生まれた場合、将来ずっと自分たちが生き続けられるわけではないですから、それを考えるとあきらめるかもしれない」
(P16から抜粋)

など、様々なご夫婦の意見が掲載されていて、読む度に考えさせられます。
文…山崎真由子 写真…今野光『ときめく文房具図鑑』
書く。
書かれる。
消す。
切る。
測る。
貼る。
綴じる。

文房具って、単なる実用品というわけではなくて、どれもこれも愛着が持てますよね。

お気に入りの一品に出会うと、何年でも、何十年でも使っちゃう。

手に馴染むんですよね。

自分が愛用しているものがこの本に載っているのを見ると嬉しくなるし、「こういう文房具があるのかー! 知らなかった! 欲しーい!」と新たな刺激を受けたり出来て楽しい一冊です。

万年筆はどうやって「書ける」のか、ステープラーはどうやって「綴じる」のか、など文房具のメカニズムを紹介する章や、

様々な職業の人たちがどんな文房具を愛用しているのか紹介する章や、

ファンシー消しゴムやフエキどうぶつのりなどといった懐かしい文房具を紹介する章や、

なかでも冒頭の「文房具の豆知識」という章が興味深いです。
P12掲載のゼムクリップについての項目に「ナチスの占領下のノルウェーでは、襟にクリップを付けることが反ナチスの証に。〝クリップで留める〟行為が〝団結して抵抗している〟という旗印となったのでした」と書かれていて驚かされました。
まさかそんな文房具の使い方があったとは!

P36掲載の、硬質ガラスから作り出されたガラスペンがあまりに美しくてうっとり。
何、この螺旋の文様。
何、このきらめきは。
使うというよりはずーっと眺めていたい、でも使いたいような…、悩ましいですね。
宝物のような一品。
戸塚滝登『子どもの脳と仮想世界 教室から見えるデジタルっ子の今』
「現実世界よりも仮想世界の方がはるかに巨大で美しいんです。現代っ子たちにとってはリアルな自然よりもサーチエンジンからのぞくバーチャル世界の方こそ、手を伸ばせば届く身近な〝自然〟なんですよ」
(P51から抜粋)

という文を読み、そういう時代を生きていることが恐ろしくなってきました。

「少々どっきりする言い方ですが、脳から見れば私たちの身体などは単なる脳の収納庫、つまり五感をやりとりするための付属物に過ぎないはずです。身体とは「脳の容れ物」と考えて差し支えないはずです。それは(脳にとって)必要不可欠ではなく、容れ物のように他のものと交換したってかまわないはずです。肉体の容器から、機械の容器へ移し換えたって大丈夫なはずです」
(P73から抜粋)

OMG!

そんな時代もいつか到来するのでしょうか。

がん部分を切除したり、糖尿病や凍傷などでダメージを受けた部分を切除したり、といったことは今も行われているけれど、「容れ物」を気軽に交換する時代がいつか来る?

そして、「子ども」は子どもの身体を持った脳のことで、「大人」は大人の身体を持った脳のことだ、と認識されて当たり前の時代がいつかやってくる?

…わたしは長年自分の身体にお世話になっていて、喜びも悲しみも怒りも悔しさも痛みも何もかも自分の身体のおかげで実感することが出来たので、今後も出来る限り長く自分の身体を大事にしていきたいし、未来を生きる子どもたちには答えをインターネットで検索するのでなく自分なりの答えを自分で考えられるようになって欲しいです。

この本に「「わかる」ことはできても、「感じる」ことができない」(P232から抜粋)という表現が使われているけれど、子どもたちにはそうなって欲しくないです。

現実世界は辛く厳しく理不尽なことだらけで、仮想世界のほうが一見居心地が良さそうに見えるけれど、仮想世界は結局のところ誰のものにもなってくれず、現実世界にある自分の身体や思考は自分だけのものなのだから。
小学館『東日本大震災 復興応援写真集 3.11以前 美しい東北を永遠に残そう』
沢山の写真たち…。

ここに写っているのは、のどかな風景。

いつもの当たり前の日常を平穏に暮らす人々。

3.11より前の東北。

あの日あんなことが起きるなんて、一体誰が予想したでしょう。

ここに写っている人たちが、3.11後もどうか元気に暮らしていますように、と祈りながらわたしはこの写真集のページを捲りました…が、3.11の死者・行方不明者の数を考えると、全員が無事であるかどうかは分かりません…。

どの写真にも説明文が添えられていて、それを読むと、写真に写る建物が今はもう無いことが読み取れて、つまり建物のように大きなものが流されたということはそこに居た人たちは…と想像すると辛いです…。

写真の持ち主たちがどんな想いで3.11以前の写真を投稿したのかについても…想像すると胸が痛くなります。

誰かの大切な思い出だから、一枚一枚じっくり拝見しました。
著…地曳いく子、山本浩未『大人美容 始めること、やめること』
若く見せようと無理をしたり、自分が若い頃に流行った服・髪・メイクなどに固執するのではなく、今の自分をよく知り、最新の情報を取り入れ、お手入れにひと手間をかけて自分をより美しくアップデートしていこう、という本。

「「手間」っていうと面倒そうに聞こえるかもしれないけれど、園芸みたいに手をかけてかわいがればちゃんとお花が咲くわけで、自分を育てるんだと思ったら楽しいわよね? ほうっておいて枯らしちゃうより」
(P21〜22から抜粋)

「枯れそうなお花を見ると悲しくなるのと一緒で、乾いたオバサンを見たらみんな悲しくなるだろうし。もはやエチケットよ、「大人のキレイ」は」
(P23から抜粋)

「私にだってもちろん、「30代の頃に戻りたい!」「若返りたい!」という切実な思いはあるけど、「戻そうとする」っていうのは、アップデートの逆じゃない? 過去に向かうっていうことだもの。どうしても、不自然な力の入れ方なのよ。ファッションでも、若く見せよう見せようとすると、かえって老けて見えたりするのはそのせいだと思うの」
(P119)

などの文に励まされました。

大人のキレイはエチケット。

レッツアップデート!
全ての子どもたちが、この本の表紙のイラストのような子ども時代を当たり前に過ごせる世の中になりますように。

わたしはそう祈りながらこの本を読みました。

この本に載っている、家族構成や収入などから毎月の支出額を考えるワークをやってみると、生きていくのには本当に沢山のお金が必要だということに改めて気付かされます。

一か月節約すれば来月は楽になる、というわけではなく、ずっと苦しいままの家計が続いていくと、どうなるか。

しわ寄せは子どもにいきます。

わたしは福祉の仕事をしていて、生活に困っている方の相談に乗ることが多いです。

お金が足らなくて借金をして更に困って…どこにも借りられなくなって怪しいところに借りて、それも返せなくて…という家庭はとても多いです。

そういう場合、子どもというのは大人が思っている以上に、よく物事を理解しています。

明日のご飯があるかどうかも分からないのに、進学したい、なんて親に言えない。

夢なんてどうせ諦めなければならないのだから、最初から夢なんて持たない。

そんな風に、可能性を閉ざしていかざるを得ない子どもたちがいます。

「親の責任だから」などと言って周りの人間が目を背けてはいけません。

本人が望む望まないに関係なく、義務教育すら受けさせてもらえない子どももいる。

わたしは特にこの本の、

「貧困の解決は、簡単なことではありません。長い時間がかかるかもしれません。でも、貧困に関心を寄せ、解決したいと思う人を増やすことはできるでしょう。それが遠まわりのようで、実は大切な一歩であると思います」
(P5から抜粋)

という文に惹かれました。

一気に全てを解決するのは難しいので、一歩一歩、いや、一歩とまでいかない半歩でもいいから前進していけたら、と思います。

まずは出来ることから。

まずは周りの子どもたちの様子に今まで以上に興味を持とうと思います。

SOSを出している子がいたら、すぐに気づきたい。
汚れたところを綺麗にするのは勿論、「汚れる前」に綺麗にする。

ディズニーの清掃は「綺麗にする」ことがゴールではなく、ゲストの安心・安全・幸福のためにある。

赤ちゃんがハイハイ出来るような状態を目指す。

「雨が降っているわけでも、誰かが飲み物をこぼしたわけでもないのに、なぜキャストはベンチを拭きそうじしているのでしょうか。もうおわかりですよね。それは、ただ汚れる前からきれいにするためだけでなく、ベンチが壊れていないか、ささくれだっていないか、ベンチの陰に不審物がないかを確認するためなのです」
(P49から抜粋)

という文に、ディズニーの清掃が目指すもののあり方がよく表れています。

自宅を掃除する時の参考にしたい。

「バックステージが汚ければ、いずれオンステージの汚れにも気づかなくなる」
(P124から抜粋)

という言葉は、一般家庭にも当てはめられそうですね。

家の中(バックステージ)が散らかっていたら、外出先(オンステージ)での自分の服装の乱れなどに鈍感になるかも…。
「これから世の中に出ていく女の子に、覚えておいてほしいことがある。立派な言葉なら世の中に溢れてるけど、私が言いたいことは、そういうことじゃない。本当に覚えておかなきゃいけないのは、たぶん、転んだ時の立ち上がり方。長い人生、人は何回も転ぶ。その時腐らず立ち上がる方法。どうか、覚えておいて」
(P12から抜粋)

という想いで書かれた本。

西原さんが、息子さんと娘さんが成長して巣立っていくことについて、

「早いなあ。気がついた時には、一瞬でいなくなっちゃう。今でも思い出す。ちっちゃかったふたりが「かーしゃん、抱っこしてー」「抱っこしてー」って、くっついてきたあの時、もっと、ぎゅーっと、何度でも、抱っこしてあげたらよかった」
(P35から抜粋)

と思っているのを読んだら…、子どもを産んだことのないわたしもウルッときました。

「ダメな男とつきあってもそれを学習してね(でもすぐ別れてね)。そうすれば、優しい人のありがたみがわかるから。「天下とるぞ」って言うなら、自分でやれ。糟糠の妻にはならないこと。彼の夢を支えるんじゃなくて、自分の夢をかなえてください」
(P95から抜粋)

「女の子はみんな親にこう言われる。「優しくていい子になってね」 優しくていい子ほど、自分のことは後回し、人に幸せを譲る。譲られた人はどう思うか? 感謝なんかしない、得したと思う。そして次からそれは当然になる。「自分さえ我慢すれば」は間違い。まず自分がちゃんと幸せにならなくってどうする。自分をちゃんと大切にできるって、女の子にとってすごく大事なこと」
(P129から抜粋)

など、心に響く言葉が沢山載っています。

この本と、もっと早く出会いたかったなぁ。

今からでも人生を変えたい。
タオルを水に浸すとすぐに水が浸透していきますが、固くねじったタオルに水が浸透するには時間がかかります。
骨格が歪んで筋肉がこり固まった体は、ねじれたタオルと一緒。
血液やリンパが下がるのも上がるのもとても時間がかかります。
股関節はあらゆる体の働きに密接に関わっていて、股関節を整えると体のねじれが解消されます。
股関節はズレて歪みやすい所ですが、ズレやすいということはほぐれやすく整えやすいということでもあるので、股関節体操に取り組みましょう!
…という本です。

股関節が前に傾いている人の体型と後ろに傾いている人の体型の違いを表すイラストを見て、わたしは慌てて自分の体型をチェックしました。
…わたしは前に傾いているタイプですね…。
全く歪みの無い人はこの世にいないでしょうけれど、…鏡に映る現実は残酷!!

また、P22〜23に掲載されている股関節のタイプ別チェック法「50歩チェック」をやってみると、…はい、わたし、明らかにズレてます!!

P151の内容と照らし合わせると、わたしは股関節も首も前に傾いて猫背になっている典型的な前かがみタイプ。

前かがみタイプは、
「股関節を直接ほぐすストレッチと同時に、「ひじまわし」など、上半身から整えていくストレッチもプラスしましょう」(P151から引用)とのことですので、
わたしもまずはストレッチから始めてみます。
運ぶべき荷物は多いのに、運ぶ人が足らない。
という実態についての本。

ネット通販の拡大によってヤマトの宅配便取扱数が急増。
人手不足と人件費の高騰で「利益なき繁忙」に陥るヤマト。
それでも需要ばかりが増え続ける…。

わたし自身も通販をよく利用し、ヤマト、佐川急便、日本郵便など様々な業者さんにいつもお世話になっているので、この本を読んでいたら非常に申し訳ない気持ちになりました。

わたしは宅配ロッカーの無い田舎在住のため、せめて再配達しなくて済むよう、確実に家にいる時間に届くよう時間指定したり、コンビニで受け取れるようにはしていますが、荷物を運んでくれる人が果たしてちゃんと休みを取れているのか心配です…。

わたしの親戚にもヤマトで働いている人がいますが、休みを取りづらいという問題以外にも、届け先にひどい対応をされたという愚痴をよく聞きます。

ネットショップの口コミページなどを見るとネットショップではなく宅配業者に対して「遅い」「値上げは困る」「安くしろ」などと執拗に書き込んでいる人もいて、そんなに業者さんを追い詰めたら倒れるよ!と怖くなることもしばしば。

お客様は神様ではありませんし、宅配業者は人間です。

無理させたら死んじゃいます。

注文した荷物が届くまでの2〜3日すら待てないような人は、荷物を一瞬でテレポートさせる超能力者と個人契約でもしましょう。
この本を読んでいるだけで眠くなってきました。

質の良い眠りを得るための様々なアイディアを紹介している本です。

ラベンダーやゼラニウムなど眠気を誘う香りを用いる。

植物油と精油を混ぜてマッサージオイルを作り、自分の体をマッサージする。

洗面器に43〜45℃のお湯を入れて手浴や足浴をする。

筋弛緩法(瞬間的にぎゅっと力を入れた後ゆるめる、を繰り返す)や経絡ストレッチ(中国医学とヨガやストレッチを組み合わせたもの)を行う。

朝食と昼食はしっかりとり、夕食は軽めにとって、夕食には眠りを誘う食材(睡眠リズム調整作用のあるメラトニンを含む生姜や、鎮静効果と疲労回復作用のある硫化アリルを含むねぎ類など)を食べる。

寝室は一年を通して室温16〜26度、湿度50〜60%に保つ。

寝返りしやすい寝具を選び、自分の首のカーブに合わせた枕を使う。

寝ている間にリネンはたっぷり汗を吸っているのでこまめに洗濯する。

などなど、質の良い睡眠をとるためのアイディアが沢山!

わたしはこの本を読んでいて、最近ベッドのマットレスの手入れをしていないことに気づきました。
外に干して風を通そうと思います。
仕事も家庭も両立しながら資格の勉強をするためのスケジュール管理の方法と心構えについての本。

1日の間には様々なスキマ時間があります。

打ち合わせと打ち合わせの間。
電車をくるのを待つ間。
レジの順番待ちをする間。

などなど様々なスキマ時間を活用して勉強しましょうという本です。

たった5分程度のスキマ時間も、積もり積もれば1時間になり、1時間が集まることで数百時間を生み出します。

分厚いテキストや問題集を常に持ち歩くのは大変なので、外出先で最低限の勉強が出来るよう、単語帳や要点ノートなど自分なりの「勉強セット」を持ち歩く。

突然スキマ時間が出来た時に「勉強セット」をサッと取り出して勉強出来るようにする…。

早速わたしもこのスキマ勉強法を取り入れようと思います。
メールや手紙ではお互いの表情や声のトーンなどは伝わりません。

これは、メールや手紙のちょっとした言葉の使い方の違いで、読み手に好印象を与えたり、逆に失礼な印象を与えないようポイントをまとめた本です。

挨拶をする時。
お願い・相談する時。
報告・連絡する時。
お詫び・断る時。
などなど、言葉を使う機会は頻繁にあります。

たとえば、予定変更の確認をする時に「この前〇〇と言いましたよね?」と書いたら相手を責めている感じがしますが、「〇〇とお聞きしたと思っていましたが、変更になったのでしょうか」と書けば自分の方が間違っているかもしれないという謙虚な印象を与えながら予定を確認出来ます。

「させていただく」を連発すると読みづらいし不快だ、という記述も勉強になります。
「させていただく」はそもそも相手の許可が必要な時に使う表現。
ついつい使ってしまいがちですが気をつけたいです。
14代今泉今右衛門さんの「色絵薄墨墨はじき雪文鉢」を見て驚かされました!
こういう有田焼もあるんですね。

この墨はじきという技法は、

「「墨はじき」というのは、まず白にしたいところをまず墨で描いていくのです。その上に絵具を塗るのですが、墨は膠の成分が入っていますので、絵具をはじきます。そして、一度、素焼きの窯に入れると、墨が燃えてなくって、白抜きの線が浮き出るのです。染色の「ろうけつ染め」と同じ技法です」
(P45から引用)

だそうです。
色んな技があるんですね…。

井上萬二さんの「白磁花形花器」も、中島宏さんの「青瓷彫文壺」も、青木龍山さんの「連作 胡沙の舞」も、13代今泉今右衛門さんの「色鍋島薄墨露草草文鉢」も、14代酒井田柿右衛門さんの「濁手撫子文大皿」も、15代酒井田柿右衛門さんの「濁手団栗文花瓶」も、その他の陶芸作家の作も含めて、ひとくちに「有田焼」と言ってもそれぞれに違う美しさがあって素敵ですね。

有田焼400年の歴史を支えてきた多くの人たちのおかげで、現代もこんなに美しい焼き物を見られるのですね。

これからの400年がまた楽しみです。
数千万年から数億年もの間に地球のエネルギーを蓄えた本物のパワーストーン。

人工的に作られて見た目が綺麗なだけの偽物。

これはそんな本物と偽物を見分けるための本です。

天然石の主な特徴は、曇り、不透明な部分、亀裂など。

でも、偽物は本物らしく見えるように作られているそうですから厄介ですね。

この本は本物を「天然美人」、偽物を「整形美人」と説明していて分かりやすいです。
本物であっても加工によってパワーを失ったものはさしずめ「美人だけどスレちゃった」と言えるでしょうか?

わたしはこの本で初めて「庭園水晶(ガーデンクォーツ)」の存在を知りました。
その名の通り、水晶の中に庭園を封じ込めたようで美しいですね。
手に取って眺めてみたいです。

隕石(メテオライト)も強力なパワーを秘めていそう!
ペンデュラムに隕石をつけたらどうなるか実験してみたい。
藤井四段フィーバーによって将棋に興味を持つ人が大人も子どもも爆発的に増えました。

多くのお店で将棋盤と駒のセットが売り切れ、初心者もルールをいちから学べる将棋のスマホアプリが増え、「藤井四段の大志の扇子が欲しいのにまだ買えない…!! 入荷はまだか…!?」とPC画面で日本将棋連盟のサイトを見ながら唸る声が我が家の父と母からも頻繁に聴かれるようになりました。

この本はそんな社会現象を起こした藤井四段の炎の七番勝負と公式戦29連勝について書かれた本です。

対局ごとの相手、手数、概要、棋譜、師匠である杉本晶隆七段・藤井四段本人・対局相手のインタビューはもちろん、藤井四段の服装、昼食・夕食のメニューまで載っています。

なぜメニューまで!?と思うけれどファンとしては何でも知りたいんですよね。

思い起こせばこの数ヶ月、藤井四段が蕎麦を食せば翌日の我が家のメニューも蕎麦になり、藤井四段がカレーライスを食せば我が家の翌日のメニューもカレーライスになりました…。
藤井四段がステーキや回らないお寿司を食べてくれることを期待します!
そうすればきっと我が家の翌日のメニューもステーキか回らないお寿司に…!!
和の調味料や食材をフレンチに使い、四季折々の旬のものを美味しくいただこうという本。

P14〜15掲載の「薩摩芋のポタージュ」のレシピを見ながらわたしも作ってみました。
秋らしいし、温まるし、幸せな気持ちになりました。
「これに栗をまぜても美味しい!」とこの本に書いてあったので、ご近所さんから栗を頂いたら(よく頂くのです)、まぜて作ってみようと思います。

P72〜73掲載のデザート「枝豆のムース ヨーグルトソース」も作ってみたいです。
ずんだ餅の美味しさをフレンチにしたデザートだそうです。
食べてみたい!
睡眠時間を絶対に削らない。

試験合格を周囲に宣言する。

合格したらどんな良いことがあるかイメージする。

一夜漬けは危険なので勉強時間を分散させる。

色々な単元を混ぜながら繰り返し勉強する。

「なぜ~なのか?」を他人と問答する。

内容を他人に説明してもらって頭の中でイメージする。

などなど、試験合格に向けた戦略を立てる際の参考になる本です。

特に、試験に出ない範囲にまで目を通してしまったり、得点に結びつかない枝葉末節にこだわるのは危険だとする記述にはドキリとさせられました。

わたしもそういう所にまで無理やり手を伸ばそうとするタイプなので気をつけます。
手書きのPOPって温かみや親しみがありますよね。

「3秒でわかるキャッチコピーがある」

「余白が少なく情報が詰まっている」

「イメージしやすいイラストがある」

など色々なポイントを兼ね備えていたとしても、印刷のみのPOPだと何だか面白みに欠けます。

もし写真や印刷の文字を組み合わせていたとしても、手書きの要素が少しでもあると、人を惹きつけるパワーがあるから不思議です。

誰かが頑張って書いたんだから見てあげなきゃ!という気持ちが引き出されるのかも。

お客様からよくいただく感想・質問をキャッチコピーとして使ったり、「〜好きなあなた!」とターゲットを絞ったり、ここでしか買えない・今しか買えない限定感と希少感をアピールしたり…。

工夫の仕方は無限!

これからはどこかお店に行った時、POPに注目してみます。

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